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Sogen bookland
魔使いの呪い

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  • サイズ B6判/ページ数 380p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488019556
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

内容説明

ぼくはトム。魔使いに弟子入りして半年。修業は大変でまだまだ半人前だけど、なんとかやっている。そんなある日、人の血を好むボガート、リッパーを退治してくれという依頼があった。襲われたのは、なんと師匠である魔使いのお兄さん。病気で寝こんでいる師匠のかわりになんとかボガートは退治したが、こんどは魔使いが弱った体で、古代の悪霊ベインが巣くう大聖堂の町プライズタウンに向かうと言い出した。だが、そこには魔使いをつけ狙う、冷酷な魔女狩り長官の影が…。そして捕らえられた魔女たちのなかにぼくが見たのは、たったひとりの友だちアリスの姿だった。魔使いの弟子トムの成長と冒険を描く、シリーズ第二弾。

著者等紹介

ディレイニー,ジョゼフ[ディレイニー,ジョゼフ][Delaney,Joseph]
1945年イングランド北部ランカシャー生まれ。ランカシャー大学卒業。ブラックプール・シックスス・フォーム・カレッジでメディア及び映像関連について教えるかたわら、大人向けの小説を書いていたが、エージェントの勧めで初の児童書『魔使いの弟子』(創元ブックランド刊)を書いたところ成功

金原瑞人[カネハラミズヒト]
翻訳家・法政大学教授

田中亜希子[タナカアキコ]
千葉県生まれ。銀行勤務ののち翻訳業に。絵本の読み聞かせの活動もおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やよひ

8
2巻。初っ端からハラハラしました。なんで1人で危険なボガート封じをしているの、トム?今回は師匠が過去にやり残した仕事を片付けに、呪われた町・プライズタウンへ向かいます。師匠が勝てなかった『ベイン』という古代の邪悪な霊を倒すためです。この旅がまた、トムにとっては苦難の連続。何と言っても師匠が絶不調で全然頼りにならない~!アリスも放っとけないし。そんな大変な中、助力を受け自分で考え、最善を尽くしたトムはものすごく成長したと思う。結果的に師匠にかけられていた呪いも解いてあげられて良かったです。2013/06/02

よきし

8
魔使いのシリーズ第二作。前作からまだそれほど立たないうちに、トーマスは病に臥せった師匠の代わりに仕事を代行するようになる。そうして力をつけ始めたトーマスと師匠は、プライズタウンで魔女狩りと古代の邪悪な霊ベインと戦うことになる。そしてアリスとの衝撃の再会。面白くて一気に読んだがちょっと師匠、やられすぎじゃありませんか?もうちょっといざというときにも凄みがあってもいいような気がするなぁ。そうするとトーマスの活躍の場はなくなってしまうんだけれども(苦笑)。2012/03/07

み~くま

8
第一巻の「弟子」よりは、ぐっとファンタジックな雰囲気になってきました♪ともかく、最初から最後までずっとハラハラドキドキさせられっぱなし!すごく楽しかったです(///∇//) でも・・・女性に関する表現がちょっと手厳しいように感じるのは私だけでしょうか( ̄ー ̄; もしかして作者は女性嫌い?!少しずつ闇に染まりつつも、一生懸命なアリスのことが少しずつ好きになってきました。できることなら、トムにもアリスにも幸せな人生を歩んで欲しいんだけど・・・師匠である魔使いを見ていると、それは難しいことのようですね(TωT)2010/10/28

にわとり

7
児童書だからって侮れない!勇敢で、優しく賢い魔使い見習いの素直な少年トム。頑固で不器用な師匠のグレゴリー。狡猾でしたたか、敵か味方か分からないミステリアスな女の子アリス。登場人物がとにかく魅力的で、おもしろい。もちろんストーリーも、いわゆる「一筋縄ではいかないファンタジー」で、ぐいぐい引き込まれる、なかなか硬派なお話。今作もトムが持ち前の判断力で、魔女狩り長官や悪霊ベインと戦うことになるのだが、彼の精神的な成長がじっくり描かれていて、読みやすく楽しめた。挿絵も素敵。上橋菜穂子さんの解説も良かった。2012/07/07

たお

7
不思議なテイストのファンタジー。基本は起伏を乗り越えて成長する少年の物語なんだが、、、普通の…例えば『ローワンシリーズ』や『闇の闘いシリーズ』のような、常に『正しい側』を歩く物語ではない。かと言って、ダークサイドで蠢く話でもない。それが『魔を封じる者』の立ち位置なんだろう。原題の"The Spook"を『魔使い』と意訳した意図を聞いてみたいものだ。とにかくスピーディで目が離せない展開。人物が皆、魅力的。2012/01/14

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