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くさいろの童話集

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  • サイズ B6判/ページ数 354,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488018665
  • NDC分類 K908
  • Cコード C8097

内容説明

児童文学の黄金時代、ヴィクトリア朝の英国で編纂された古典童話集。『欲ばりの丸損』『物言わぬ王女』など計20編収録。

著者等紹介

ラング,アンドルー[ラング,アンドルー][Lang,Andrew]
1844‐1912。スコットランドのセルカーク生まれ。民俗学者、作家、編集者。スコットランドのセント・アンドリューズ大学、グラスゴー大学をへてオックスフォード大学に学び、同大学マートン・カレッジの特別研究員になる。のちにロンドンでジャーナリストとして活躍、ロングマン社の編集顧問となる。“アンドルー・ラング世界童話集”に代表される昔話の蒐集再話のほか、翻訳や詩作をし、創作童話、伝記、それに多数のエッセイや書評記事も書いた

西村醇子[ニシムラジュンコ]
青山学院大学文学研究科博士後期課程満期退学。白百合女子大学ほか非常勤講師、日本イギリス児童文学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あたびー

24
#日本怪奇幻想読者クラブ この巻では、特にアルメニア、トルコ、パンジャブの民話が多く語られています。私が興味深かったのは、グリムにも似たモチーフがある「ついにおそれを知った若者の話」。おそれという概念を知らない若者が親元を出て広い世間でその感覚を知ろうとするというのは共通していますが、彼が出会う怖い出来事、そして遂に知った恐れの内容も全く違います。グリムでは化け物が出るという古城の冒険などが描かれますが、こちらは彼を怖がらせる3人の乙女が出てきます。おそれを知った出来事も、グリムでは奥さんに魚の入った冷水2021/02/14

鳩羽

3
スルタンが出てくるようなイスラムっぽい話が多めでした。主人公達が苦難を乗り越え、冒険をしてハッピーエンド、というよりは、なんとなく周りに助けられて〜みたいな話が多かったような。寝るまえに童話を読むと、気持ちが落ち着いてすんなり眠りにつけます。2009/08/24

あべ

1
童話。定期的に引っ張り出して読んでる。ジブリ美術館で見てから挿し絵もじっくり見るようになりました。2013/05/19

cecilia

1
読みにくい話が多かった。そして今回では「クプティーとイマーニ」「みごとな化かし合い」「金色の頭の魚」「機織りの知恵」「ついに恐れを知った若者」「我慢は一生の宝」「物言わぬ王女」が好き。   王族とか妖精とか魔法は大好物だけど、いわゆる童話の王子と王女のなれそめ話ってあんまり好きじゃないかも。ちょっと一味違うおとぎ話が好きです。2011/12/19

Pちゃん

1
この本を1から読んでいると最後の方はだいたい結末がわかる。面白かったけど、同じパターンが多い気がする。2011/12/08

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