内容説明
児童文学の黄金時代、ヴィクトリア朝の英国で編纂された古典童話集。「勇者マコマの物語」「泥棒のピンケル」「カエルの精とライオンの精」「白いうわぐつ」など計20編収録。
著者等紹介
ラング,アンドルー[ラング,アンドルー][Lang,Andrew]
1844‐1912。スコットランドのセルカーク生まれ。民俗学者、作家、編集者。スコットランドのセント・アンドリューズ大学、グラスゴー大学をへてオックスフォード大学に学び、同大学マートン・カレッジの特別研究員になる。のちにロンドンでジャーナリストとして活躍、ロングマン社の編集顧問となる
西村醇子[ニシムラジュンコ]
東京都生まれ。青山学院大学文学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鳩羽
4
王子や姫が、苦難を乗り越え、様々な生き物助けられ、結果良い伴侶を得る、という予定調和な話も嫌いではないけれど。えっ!そんな終わり!?と驚かせてくれる、良い意味で裏切ってくれる、だいだいいろ、でした。2009/07/09
cecilia
0
今回は豊作。教訓がついている話が意外に面白かった。 今回のお気に入りは、「魔法の鏡」「三つの宝」「この世で天国を見ようとした王様の話」(BadEndなのが良し。話も面白かった) 「魔法の花冠」「魚になった娘」「白い上靴」(パターンとしてはありがちでも少し捻りがあって良い)2011/11/06