内容説明
児童文学の黄金時代、ヴィクトリア朝の英国で編纂された古典童話集。
著者等紹介
ラング,アンドルー[ラング,アンドルー][Lang,Andrew]
1844‐1912。スコットランドのセルカーク生まれ。民俗学者、作家、編集者。スコットランドのセント・アンドリューズ大学、グラスゴー大学をへてオックスフォード大学に学び、同大学マートン・カレッジの特別研究員になる。のちにロンドンでジャーナリストとして活躍、ロングマン社の編集顧問となる。“アンドルー・ラング世界童話集”に代表される昔話の蒐集再話のほか、翻訳や詩作をし、創作童話「ブリジオ王子」(富山太佳夫+富山芳子編、青土社『幸福な王子』所収)、伝記、それに多数のエッセイや書評記事も書いた
西村醇子[ニシムラジュンコ]
東京都生まれ。青山学院大学文学研究科博士後期課程満期退学。白百合女子大学ほか非常勤講師、日本イギリス児童文学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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片中多恵
5
教訓めいた話が多かったように思う。知らない話ばかりだったけど、原書から数話抜いて編んでるんですよね。ラングさゆはすごい。あお、あかと続けて読んできたけど、少し疲れたから休もうかしら。2011/03/28
cecilia
3
「シルヴァンとジョコーサ」「小さな兵士」好き。お話もしっかりしているし。 「青い鳥」の王様……もはや執着…ブサイクはそんなに悪か…2011/09/15
KiKi
3
やっぱり面白い! 民話・童話って奥が深いなぁ・・・・2009/09/27
甲
2
兵士がカモメさんと一緒になることにしたり、指輪を返そうとしても返せないあたりが、近代の香りがしたが、実際に広がっていた時代はいつなんだろう。教訓系が多く集められた一冊だった。2010/08/05
北風
2
こんなにある物語の中でも、選りすぐった一部だとはねー2009/04/15