MM9―invasion

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  • サイズ B6判/ページ数 299p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488018139
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

日夜“怪獣災害”と闘いつづける気象庁特異生物対策部(気特対)。今度の敵は、宇宙から飛来した巨大生命体! 本格SF+怪獣小説として絶賛された『MM9』の続編登場!

内容説明

地震、台風などと同じく自然災害の一種として“怪獣災害”が存在する現代。有数の怪獣大国である日本では、気象庁内に設置された怪獣対策のスペシャリスト集団“気象庁特異生物対策部”略して“気特対”が、人を守るため昼夜を問わず駆けまわっている。7年前に出現した、少女の姿をした怪獣6号「ヒメ」。眠りについたままのヒメを移送中のヘリが、突如飛来した青い火球と接触、墜落する。それと相前後して、つくば市に暮らす高校1年生、案野一騎の頭の中へ呼びかけてきた少女の声―それは、宇宙怪獣の地球襲来を警告するものだった!未曾有の“宇宙怪獣災害”に巻きこまれた一騎とその女友達、亜紀子は…!?本格SF+怪獣小説『MM9』第2部。

著者等紹介

山本弘[ヤマモトヒロシ]
1956年京都府生まれ。78年「スンタピード!」で第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選。87年、ゲーム創作集団「グループSNE」に参加。作家、ゲームデザイナーとしてデビュー。2003年発表の『神は沈黙せず』が第25回日本SF大賞の、また07年発表の『MM9』が第29回SF大賞の候補作となり、06年の『アイの物語』は第28回吉川英治文学新人賞ほか複数の賞の候補に挙がるなど、気鋭として注目を集める。創作活動とともに、「と学会」会長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きっしぃ

40
MM9、シリーズ2作目。今回は長編。1作目の七年後。前半は、SFラブコメっぽい展開、ヒメに宿った異星人と、唯一その声が聞こえる一騎、一騎に想いを寄せる亜紀子。秋葉原とかスカイツリーとか、行ったことある場所が出てきて面白かった。怪獣は一体しか出てこないのはちょっと物足りないけど。なんだか気になるラストなので、早めに3作目もいってみます!2018/06/17

ひさか

31
MM9第2部。神話宇宙とビックバン宇宙のせめぎあいという設定の中での地球を守るクシナダ姫ことヒメの活躍に心が踊ります。登場する気特隊メンバーの活躍も楽しめました。2014/02/15

キキハル

29
怪獣警報発令!うっわ~ぞくぞくする。鳥肌が立つ。臨場感たっぷりな怪獣ものを満喫しました。今回は東京が舞台。宇宙人が憑依したヒメちゃん対宇宙から飛来した冷凍怪獣。これがさんざん東京を破壊します。ああ、スカイツリーが。アキハバラが。スピーディーな展開がほんと面白い。しかも巻き込まれた高校生の一騎はヒメちゃんとテレパシーで会話ができてしまう。この二人の会話や、社会生活に不慣れなヒメちゃんの行動も愉快だ。バトルも最高。巨大化したら三分間だけなんて。作者も楽しんで書いたんだろうな。そして、まさかの「つづく」って!2011/09/14

miroku

25
外見上15歳くらいに成長したヒメが、裸体で暴れまわるのはさすがにいかんと思ったのか…赤のビキニにしたのですね。良識ですね。さすがです。ほんと、単純に面白い。それしか言う事はない♪2012/09/20

昼夜

25
待ちに待った2作目、今回は長編です。映画の特撮の醍醐味が味わえて良かったです。映像化の壁が打破されたときが笑えました。まだ続きがあることが解ってよかった。2011/11/06

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