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東京創元社・ミステリ・フロンティア
蝦蟇倉市事件〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 323p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488017620
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

内容説明

海と山に囲まれた、風光明媚な街、蝦蟇倉。この街ではなぜか年間平均十五件もの不可能犯罪が起こるという。マンション、レストラン、港に神社、美術館。卒業間近の大学生、春休みを迎えた高校生、会食中の社会人、休日を過ごす教師。舞台も人も選ばずに、事件はいつでも起こっている―。様々な不可思議に包まれた街・蝦蟇倉へようこそ!今注目の作家たちが、全員で作り上げた架空の街を舞台に描く、超豪華競作アンソロジー第二弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

175
架空都市アンソロジーその2。今回の中では村崎さんとか秋月さんが読んだことなかったけどよかったんでこれから読んでみようかな。1巻に出てくるキャラも登場するんで2冊一度に読むのがお勧め。2014/12/11

mikea

88
米澤さん以外は皆お初の作家さん。村崎さんの「密室の本」越谷さんの「観客席からの眺め」秋月さんの「消えた左腕事件」、どれも不気味さが際立っていました。真知博士の登場も、ドキドキします。面白かった~2010/11/02

れいぽ

82
1で、胡散臭いけどそんなに事件に絡んでいなかった十王還命会。2はそれ絡みの事件が起こります。「消えた左腕事件」の結末はびっくり。中国茶の描写も楽しかった。米澤さんは「さよなら妖精」のスピンオフ的な位置づけなのか~。読んでないのであまりピンとこなかったのが残念。不可能犯罪を引き寄せる蝦蟇倉市。3もあったら怖いものみたさで読んでみたい。2011/03/24

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

81
図書館レンタル**ネタバレ・ミステリ・短編集**海と山に囲まれた風光明媚な街、蝦蟇倉(がまくら)。ここは年間平均15件もの不可能犯罪が起こるという不可解な場所だった・・・気鋭著者が複数登場のアンソロジー第二弾!トリは米澤穂信が飾ります!――著者によって雰囲気が全く異なった読み応えは圧巻です。本当に二冊で終わるにはもったいないとしか言いようがない!大トリの『ナイフを失われた思い出の中に』が米澤穂信さん自身の作品としても、このアンソロジーを締めくくるフィナーレとしても申し分なし!傑作推理アンソロジー! 2012/06/17

kishikan

79
若手?注目作家が、一つの町を舞台にして作り上げた競作アンソロジー第2弾。蝦蟇倉市のモデルは、多分鎌倉市かな?。街並み、道路、海、山、建物など、なにかしら実在するものに近いため、本の地図と実際の町を重ね合わせて本を読むととても面白かった。・・・が、しかし、1と異なり今回は設定した共通項の一番のキーとなる街を舞台とした作品が少ないため、このシリーズの企画を活かしきれていないような気がした。もし第3弾を企画しているのであれば、もっと地理的要素を取り入れた、ミステリーに仕上げてください!2011/02/10

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