内容説明
部下の白石の無能ぶりに卒倒し、病院に運ばれた黒川刑事。折しも入院病棟では、不審者が頻繁に病室に侵入しているらしい形跡が見られ…。表題作「田舎の刑事の闘病記」をはじめ六編を収録。田舎でだって難事件は起こる。鬼刑事黒川鈴木、今日も奮闘中。猿を追いかけ、蜂に追いかけられ、奥さんと台湾旅行に出かけて散々な目にあう黒川、今回は殺人事件にも遭遇します。お待たせしました、ミステリーズ!新人賞受賞作家による、待望の脱力系ミステリ・シリーズ第二弾。
著者等紹介
滝田務雄[タキタミチオ]
1973年福島県生まれ。日本大学芸術学部卒。2006年、短編「田舎の刑事の趣味とお仕事」で第三回ミステリーズ!新人賞を受賞してデビューする。得難いコメディ・センスの持ち主で、現在は「田舎の刑事」シリーズの初長編を執筆する傍ら、新シリーズの準備にも取りかかっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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