内容説明
第一留置室で繰り広げられるおかしな謎解き合戦。必ず最後に真相に辿り着くのは、誰よりも胡散臭いマサカさん!?留置場版日常の謎(?)など愉快な五編を収録した連作ミステリ。
著者等紹介
蒼井上鷹[アオイウエタカ]
1968年千葉県生まれ。2004年、「キリング・タイム」で第26回小説推理新人賞を受賞してデビュー。同年発表の受賞第一短編「大松鮨の奇妙な客」で早くも日本推理作家協会賞にノミネートされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅はこべ
12
軽めのユーモア系と言いつつ、舞台は留置場。登場人物は被疑者。ちょっとややこしい謎解きが多かったかな。2014/10/15
Yuki
5
コミカルで、軽く読むにはいいと思います。ただ、コミカルなお話では、キャラがもっと魅力的であって欲しかったかなと思います。濃いキャラではあるのですが、いまいちのめり込めなかったです。とくに、探偵役であるマサカさんのキャラが、物語がすすむなかでぶれてしまっているようで、そこが特に残念に感じました。2014/07/14
tokko
4
ハンプティ・ダンプティは塀の中、というタイトル。まさか留置場の話とは!新しい!留置場で繰り広げられる推理合戦(!?)。お互い犯罪者だから各々の素性がわからない。外との連絡手段も限られている。そしてそのまま話が進んでいくことで様々な仕掛けが出来るって感じ。こういうパターンは新鮮だった。なるほど~。留置場の方が拘置所よりもゆるいとか、留置場についての豆知識も得ることができた。2013/02/22
みちょ
4
留置所の中という設定だからしかたないかもしれないけど、華がない感じ。マサカさんがもうちょっと魅力的なほうがいいなあw 仮定の話なのか、それが真実なのかよくわかんないところがあった。2011/06/21
しゅう
3
再読。いまいち。C2017/07/09