内容説明
いま、ぼくは最愛の息子を殺そうとしている。それなのに彼は微笑すら浮かべて…。いったい何があったのか、それをこれから話そう。戦慄の現代文学。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まある
5
引っ張るだけ引っ張るが、たいしたことがない。外国作品の嫌いな部分が前面に出ている。ウイットに富んだ会話とかいうものが、やたらと鼻につく。 リリーの告白部分が、とにかく長い。これだけのことに何ページ使うんだとツッコミを入れてしまう。こんなクドクドした告白に付き合わされたら腹が立って仕方ない。片頭痛が酷くなった。2015/04/15
訪問者
4
ジョナサン・キャロルの作品だが、これはいつものダーク・ファンタジーではなく普通の小説なのか。再婚した相手の男の子がとてもかわいいのだが、それが十年後にはとんでもない悪ガキになる。そしてラストはどう解釈していいのか悩むところである。2018/12/18
ばたこ
3
暗闇の中のネオン看板のような印象を受ける小説でした。真っ暗な闇の中に作り物の明かりが瞬いている、というような。血の如何に関わらずわが子は天使という部分にとても共感できるのに、主人公とそのパートナーのやった事は絶対に許されないと思うのはやっぱり私自身親としての目線があるのも大きいのかもしれません。2023/07/04
warimachi
0
「足元ががらがらと崩れ落ちていった」みたいな使い古されたパターンではあるものの、崩れ落ち方が尋常ではなかった。後半でやたらとCARCASSやらNINE INCH NAILSの名前を出してきたのが気になって気になって。
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