Key library<br> アルセーヌ・リュパン―怪盗紳士の肖像

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アルセーヌ・リュパン―怪盗紳士の肖像

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488015107
  • NDC分類 953

内容説明

不滅のヒーロー,アルセーヌ・リュパンとは何者なのか。フランスの国民的英雄であり,いまなお全世界にその名を轟かせ続ける希代の怪盗紳士は,どのようなイマジネーションによって生み出され,どのような作品世界の佳人となり,どのような歴史を生きてきたのか。闇の世界の帝王=人間の夢と空想の体現者たるリュパンを語るにあたって,本書は自由な想像力を最大の武器とする。20世紀初頭の,いまや伝説的なパリの街を闊歩するヒーローの姿が夢見られ,生みの親ルブランとリュパン自身との対話が実現し,有名なホームズとの対決の後日談が語られる…等々。シリーズ主要作品からの豊富な引用と史実を織りまぜた巧みな叙述が,この斬新きわまりないリュパン像にいっそうの奥行きを与えている。すべてのリュパン・ファン,ミステリ・ファンに贈る,画期的な怪盗紳士論!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

3
アルセーヌ・ルパン(リュパン)という「人物」の肖像を掘り起こして一つにまとめ上げることは、一昼一夜にできるものではありません。その生涯とされるルブラン描く作品群は、ある時は行き当たりばったり、ある時は全然違う主人公の名がいつの間にかルパンとなっていたりします。その本質となる一本の線は存在するのか。この本はこの試みを何とも幻想的なアプローチで行っています。最後は「アルセーヌ・ルパン」が「奇巌城」で厳重に管理していた「女王の首飾り」を「ラウール・ダンドレジー」に盗まれる、という幻想的・マニアックな締めくくり。2005/09/23

ローリングころころ

0
1913年(49歳)  6月、短編集 『アルセーヌ・ルパンの告白』(“Les Confidences d'Arsene Lupin”) を出版する。  夏、ノルマンディーに滞在しhttp://www.youtube.com/watch?v=XF2ZFfUELv0&sns=em、タンカルヴィル、エトルタ、サン・ワンドリーユ、ヴール=レ=ローズなどを旅行する。 …こういう人生をおくりたい(笑)2011/04/30

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