感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
8
この本は、かつて一世を風靡したE・R・バローズの「火星シリーズ」の解説本。宇宙を超えた先にある全く新しい新世界での冒険という新しいジャンルを切り開いたこの物語には、実はあちこち矛盾、アンバランスはあるのですが、ルポフ氏の手になるこの「火星シリーズの解体新書」は、シリーズの執筆理由、内容、途中経緯、このシリーズの何に託して何を描いたのか、なぜ矛盾するのかなどについて、時に皮肉に、時に寂しく、時にユーモアを込めて、今は亡き「比類なき」ERB、エドガー・ライス・バローズへの賛歌を歌い上げています。2009/02/25
橘曙似
3
多分人生初で取り寄せ購入した本。本屋で注文するとき、店員さんに何度も「バスルーム?」と書名を間違えて尋ねられ、小学生の時分だったので今以上にへどもどしたことを覚えている…。今でも本棚に大事に並べている。