感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スターライト
3
編者のニコルズの序文にあるように、本書は75年1月から3月まで、ロンドンのインスティテュート・オブ・コンテンポラリー・アーツで行われた講演の記録集。ル・グィンの有名な「SFとミセス・ブラウン」やブラナー、ハリー・ハリスン、ディッシュ、シェクリー、ディックらの現役のSF作家をはじめ、科学者を含む計11編の文章が並ぶ(ただし、ディックは病気のため当日は欠席し、予定していた原稿を掲載)。巻末のディックは、やはり変。彼がある博士に書いた手紙の一部が載っているが、こんな手紙をもらっても。2010/09/12
kokada_jnet
2
ルグイン「SFとミセス・ブラウン」ディッシュ「SFの気恥ずかしさ」ディック「人間とアンドロイドと機械」等を収録。アラン・ガーナーの「精神分析による治癒の体験記」が時代を感じさせる。2010/12/19
とり子
0
アランガーナーのインナーチャイルドからの解放、解放されておりてきた世界。 すごいな、と思いました。 書くことによって一人で戦っていた世界が映像化されることによって、ガーナーさんの「痕跡」が爆発したのだな。 恐ろしいけれど、解放されたガーナーさんのこと、生まれ変わった自分を客観的に見つめられて、精力的に活動されたこと、とても羨ましいな、と思います。 私はその天体図を読んで、天体を想像するのだな。2024/11/22
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