パンプルムース氏のおすすめ料理

パンプルムース氏のおすすめ料理

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  • サイズ B6判/ページ数 171p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488013776
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

フランスで、最も伝統と権威あるグルメ・ガイドブック『ル・ギード』の覆面調査員パンプルムース氏は、元パリ警視庁刑事。いつも一緒に旅する、味にうるさい愛犬ポムフリットは、元警察犬。主人にはきわめて忠実だ。なにしろ老犬ホーム送りになるところを引き取ってもらったのだから。このコンビが、星印ならぬ赤鍋印二つを誇り、今や三つ目を狙っている、パンプルムース氏お気に入りの有名ホテル・レストランにやって来た。ところが、今回は何かおかしい。と思う間もなく、とてつもなく奇っ怪な事件が…。パンプルムース氏が何者かに命を狙われている!おまけに、オーナー・シェフの妻が、突然パンプルムース氏の男性的魅力のとりことなり、襲いかかってきたのだ!危うしパンプルムース。パンプルムースとポムフリットの警視庁出身珍コンビは、巻き込まれた事件の解明に挑んだ。児童文学の大人気シリーズ『くまのパディントン』の作者マイケル・ボンドが、大人たちに贈るドタバタ・グルメ・ミステリ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くみ

18
「くまのパディントンを読む」web読書会で教えてもらったシリーズ。元警察官、現覆面グルメ捜査員パンプルムースさんと愛犬ポムフリットが巻き込まれる事件。お料理のシーンを読んでるとお腹すいて堪らない。。お話自体は分かりやすいのですが、表現が機知に富んでます。そしてユーモアたっぷり。子供より大人向け。更にところによりだいぶ大人向けです。マイケル・ボンドさんでこんな大人向けシーンが出てくると思わなかった!2018/10/12

鏡也

17
くまのパディントンの作者。パディントンでフランスがちょっとだけ登場したけど、今回はがつりとフランスを舞台にしたミステリー。警察を引退したパンプルムース氏(グレープフルーツの意)はポムフリット(フライドポテトの意。犬。)と共にミシュランに並ぶ程のグルメガイドブック【ルギード】の覆面調査員をしている。とあるレストランで名物料理を頼んだところ出て来たのは…。ミステリーなんですが、パンプルムース氏が面白すぎてミステリー要素なんてどうでもよくなった。お子さんには読ませられないネタ多数あり。次も読みます。2017/04/13

スイ

15
「くまのパディントン」のマイケル・ボンドの大人向け作品。 パディントン作品の飄々とした感じはそのままに、もう少しシニカルな味付けになっている。 元刑事で現グルメ雑誌の記者という主人公の設定が面白い。 愛犬のポムフリットがとにかくいい奴で、わっしゃわしゃ撫でたくなった。2020/11/19

うずら

15
著者 マイケルボンドは、くまのパディントンの作者。この本は、大人向けミステリーと紹介されていますが、R18指定満載面白ドタバタエンターテイメントです。愛犬ポムフリットが最高。2016/09/23

Susumu Kobayashi

3
元パリ警視庁刑事アリスティード・パンプルムース氏は、今ではグルメ・ガイドブック『ル・ギード』の覆面調査員となり、愛犬ポムフリットを連れて全国のレストランやホテルを巡っていた。〈ラ・ラングスティーヌ〉で名物料理を注文し、ナイフで料理を切り裂いたところ、人間の頭部が現れる(後で作り物と判明)。その後、なぜかパンプルムース氏は命をねらわれ続ける。作者はイギリス人だが、フランス人の国民性を(もちろん、エロティックな点も含めて!)よくとらえており、随所で笑わせる。2015/02/26

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