出版社内容情報
トッドはプレンティス首長のアスク隊に、ヴァイオラはレジスタンスのアスク隊に。味方すら信じられない状況にふたりは追い詰められ……。英米で100万部を突破したシリーズ。
内容説明
ヴァイオラが出合ったレジスタンス組織。それは、かつてスパクルとの戦いで活躍したアンサー部隊だった。狡猾でタフな指導者ミストレス・コイルのもと、ヘイヴンを支配下におさめたプレンティス首長にゲリラ戦を挑んでいたのだ。一方トッドは・プレンティス首長の息子デイヴィとともに、アンサー部隊に対抗するべくつくられたアスク隊の幹部にされていた。腹を探り合い、罠をかけあうふたつの陣営。味方ですら信じられない状況に、離ればなれになったトッドとヴァイオラは、次第に追い詰められていく…。コスタ賞受賞作。
著者等紹介
ネス,パトリック[ネス,パトリック][Ness,Patrick]
1971年、米国バージニア州生まれ。カリフォルニア州で大学を卒業後、1999年に英国に渡る。一般小説としてThe Crash of Hennington、短編集Topics About Which I Know Nothingの2冊を発表。その後、YA向けの混沌の叫び三部作に取り組んだ。第一部『心のナイフ』(The Knife of Never Letting Go、2008)でガーディアン賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞、ブックトラスト・ティーンエイジ賞、第二部『問う者、答える者』(The Ask and the Answer、2009)でコスタ賞児童書部門、第三部Monsters of Men(2010)でカーネギー賞に輝いた。シヴォーン・ダウト原案の『怪物はささやく』では、カーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞の同時受賞を果たした
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年、岡山市生まれ。翻訳家・法政大学教授。児童書やYA向けの作品のほか、一般書、ノンフィクションなど、翻訳書は350点以上
樋渡正人[ヒワタシマサヒト]
1975年、鹿児島県生まれ。法政大学社会学部社会学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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