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内容説明
ジェリコは故郷の町キャラウェイ・コーナーズのバーに十八年ぶりに足を踏み入れた。父が殺人を犯したこの場所に、二度と戻らないと誓ったのに…。刑期を終え、明日出所してくる父。父親ゆずりの不良―。偏見はジェリコが売れっ子写真家になった今でも変わらない。町の人々の好奇と悪意に満ちたまなざしがからみつく。ぼくは変わったんだ。けんかはしない。挑発に乗るものか。葛藤もむなしく、彼は昔のように酔っぱらいを殴ってしまった。「やめなさい、保安官命令よ」少女のように小柄な女性が止めた。何だって?このキュートなバービー人形が保安官?熱っぽく、どこか小ばかにしたように彼女を見つめ、ジェリコはつい言ってしまった。「ぼくは指名手配されているんだよ、女性のハートを盗んだ罪で」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
シリーズからのスピンオフシリーズ1作目。父親が殺人を犯し服役を終えて帰ってくるところから始まる。酒飲みギャンブル、浮気に隠し子と最悪だった父を待っていた母親を理解することもできず、兄弟三人ともに魅力が感じられなかった。ヒーローも中途半端で、ティーンエイジャーの頃はワルで、プレイボーイだった割に、父親が帰ってきてから上手くいかない両親に対しても、どちらの見方にもなりたくないとか、父には自分の気持ちを口にできないとか、イライラしました。ヒロインの元夫も今現れた理由も分からないし、詰め込み過ぎなのか疲れました。2019/04/14