出版社内容情報
親友のウードがガイコツ女にふらふら。ぷりぷりして行ったトイレで、なんと便器から巨大なイカの触手が! アンドレ・ノートン賞受賞、奇想天外な究極のファンタジー第2弾。
内容説明
やれやれ、結局あたしは魔法執事といっしょに消えたりせず、カトルセナのお祝いも無事終わった。パパも部屋にこもるのをやめてくれた。すべてうまくいったみたいだった…甘かった。正気にもどったパパは、酔っぱらっていたときより始末がわるかった。規律、規律の軍隊式の毎日。上官(パパのこと)には絶対服従。そんなパパを拝み倒して親友のウードとクラブに行ってみれば、ウードは石炭女に夢中。まったくなんてこと。ぷりぷりして入ったトイレで、なんと便器から巨大なイカ(多分)の触手が!アンドレ・ノートン賞受賞、奇想天外な究極のファンタジー第二弾。
著者等紹介
ウィルス,イザボー・S.[ウィルス,イザボーS.][Wilce,Ysabeau S.]
北カリフォルニア生まれ。FLORA SEGUNDA(2007)が最初の長編小説。2作目のFLORA’S DARE(2008)でアンドレ・ノートン賞を受賞した。現在はシカゴに住んでいる
杉田七重[スギタナナエ]
東京都生まれ。東京学芸大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆき
5
ちょっと面倒くさくなってきた。2015/08/29
バニラ風味
5
親友であり、恋人のような存在のウードは、黒ずくめの少女にイカレて、フローラから離れていき…しかも、別人のようになってしまった。トイレでは恐ろしい生き物に襲われるし、フローラの不運は続く。唯一の救いはアクサカヤ卿?とにかく展開が早い物語。独特の世界観はびっくり、というか、半ば呆れるというか。この話についていくのには、想像力が必要かも。2013/06/20
しき
3
前作読んでからだいぶ間があいてるので、前の設定思い出すのに時間かかるかな?とおもったら、本文でちゃんと説明されてたので助かった。でもそのぶん前半がかったるく感じたんだけど、だんだんおもしろくなってきたのはさすがだと思う。世界観とか物語設定が意味不明な作品が昨今は多いけど、これは読んでいくウチに納得出来る展開になっていくので、読みやすくておもしろいと思う。引き続き下巻も早く読まなきゃ!!2012/11/10
ミミネコ
2
カトルセナのお祝いも無事に済み、パパも正気に戻ったけど、フローラの生活はまだまだ波瀾万丈。ウードは石炭女に夢中だし、トイレで謎の触手に襲われるしで下巻に進みます。2018/07/18
reeree
2
[http://mediamarker.net/u/reeree/?asin=4488013414] 前作でイケメンだったウードが子供らしさ発揮しだして助けを期待出来ない雰囲気になってきましたぞ。 でも下巻の表紙絵を見るとウードのおかげで助かる展開になるっぽいね。 ウードがわがまま言ってる間にアクサカヤ卿がオトナの男の魅力を見せてくれてます。 アクサカヤ卿かっけー。 実は悪人だったりしたらやだなあ。2013/09/12
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