内容説明
父さんと母さんと十五歳のキット。楽しいはずの船旅が悪夢に変わった。船は難破し、やっとの思いでたどりついた荒れ果てた島。そこで、キットは不思議な少女に出会う。キットそっくりの謎の男。島民たちから向けられる異常なまでの憎悪。そして悲劇はおこった。この世界でいったい何が起きているのか…。極限状態のなかで少年を襲う運命は?カーネギー賞受賞『川の少年』の著者が放つ迫力に満ちた物語。
著者等紹介
ボウラー,ティム[ボウラー,ティム][Bowler,Tim]
英国エセックスのライ・オン・シー生まれ。イースト・アングリア大学でスウェーデン語およびスカンディナヴィア文化を学び、しばらくの間スウェーデンに住む。様々な職業を経たのち、教師に。1994年に最初の作品MIDGETを発表、以来現在まで11作品を出している。なかでも、RIVER BOY(邦題『川の少年』早川書房刊)はカーネギー賞を受賞している。現在はデボンに住み、著作と翻訳に専念
金原瑞人[カネハラミズヒト]
翻訳家・法政大学教授
相山夏奏[アイヤマカナデ]
神戸生まれ。イギリス、ローハンプトン大学大学院児童文学科修士課程に学ぶ。映像翻訳の仕事を経て「いたばし国際絵本翻訳大賞」最優秀翻訳大賞受賞を機に金原瑞人氏に師事、出版翻訳の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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