出版社内容情報
サーカスゾウが消えた！ 動物愛護団体が影で動いているのか、身代金目的の誘拐か？ ミステリ史上最強のコンビ探偵、嗅覚・食欲全開のチェットとバーニーが捜査を開始した。 大人気シリーズ第３弾！
内容説明
依頼人からサーカスの入場券を貰ったバーニーは大喜びの息子チャーリーを連れてチェットとともに出掛けたが、なんと「本日休演」の張り紙が。警察も駆けつけていて騒然としている！じつは、サーカスの人気者のアフリカゾウとゾウ遣いが誰にも見られずに消えてしまったというのだ。そんなことがあり得るのだろうか？サーカス撲滅を主張する動物愛護団体とゾウ遣いが手を組んだのか？ゾウ遣いは巻き込まれただけなのか？それとも身代金目的の誘拐なのか？ゾウ遣いのパートナーである道化師ポポの依頼でふたり（？）は調査を開始した。ＮＹタイムズ・ベストセラー・シリーズの傑作。
著者等紹介
クイン，スペンサー［クイン，スペンサー］［Ｑｕｉｎｎ，Ｓｐｅｎｃｅｒ］
作家。マサチューセッツ州ウィリアムズ・カレッジ卒業
古草秀子［フルクサヒデコ］
青山学院大学文学部英米文学科卒業。ロンドン大学アジア・アフリカ研究院（ＳＯＡＳ）を経て、ロンドン大学経済学院（ＬＳＥ）大学院にて国際政治学を学ぶ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
44
シリーズ3作目にして国内最終翻訳。探偵バーニーと相棒の名犬チェット。サーカスのチケットをもらい息子のチャーリーを連れて出かけたバーニー。ゾウとゾウ遣いが消えた事件に遭遇する。道化師から依頼を受け調査が始まる。今回も犬らしい愛らしい動作と思考が可愛かった。スーパードックでないところがいいね。失敗もハラハラさせられる。しかしバーニーの私生活が進展しなくて少し飽きてきたかな。息子のチャーリーについてももう少し書いて欲しかった。とりあえず翻訳された3冊すべて読了。2021/07/18
真子
20
ﾁｪｯﾄがかわいい。 賢いねぇ。 また今回も痛い目にあう二人。 ﾁｪｯﾄ目線で話が進むから、事件のことはよくわからないまま事件の真相に近づくからびっくり。2017/01/21
あゆみ
15
★★★★★ (文庫化を待ちきれず)図書館本。2018/03/30
green tea
12
犬が飼い主と仲良くてかわいい。人間の感情が分かるんだけど難しい会話は理解できない犬がサーカスの象の消失の謎に挑む。ベーコンの入ったクロワッサンが食べたくなるかも 盛り上がるスリルがあるアクション系探偵小説 元妻や子供や恋人との関係性もとても楽しみ 犬の視点から書かれてるから読みやすくて楽しい2013/01/27
しゃお
11
シリーズ三作目。前作の終わりでチェットの事をすごく心配させてくれましたが、きなり杞憂であった事が判明して肩透かしをくらった感があり(笑)。でもほんと安心しまし。今回の事件は消えたサーカスの象と象遣いを捜すというものですが、シリーズの中で最もチェットが活躍し、かつ相棒であるバーニーへの愛が溢れ出していて、犬好きにはもうたまらないものに。とにかくチェットの気高くも優しさ溢れるその姿に胸が熱くなり、また、バーニーが見せるラストシーンにも胸を暖かくさせてくれます。シリーズ4作目が紹介されるのが待ち遠しい！2014/10/21
