創元クライム・クラブ<br> 影よ踊れ―シャーロック・ホームズの異形

創元クライム・クラブ
影よ踊れ―シャーロック・ホームズの異形

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488012656
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

コーンウォルに療養中の父チャールズを見舞うコナン・ドイル。そこには、なんとホームズとワトスンも療養に訪れていた。彼らの周辺で立て続けに起こる奇妙な事件。気鋭の碩学が紡ぐ比類なき物語世界。ホームズにしてホームズに非ず。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネムル

2
後期ホームズのイカレのパスティーシュであり、アーサーの父のチャールズ・ドイルを影の主役にするなど、なかなか着想で見せるけどびっくりするくらいに退屈だ2013/07/11

JINKO@灯れ松明の火

1
未だかってこれほど面白くないパロディがあっただろうか?否、ない!!「オカルト怪人」並みにつまらなかった。ああ…時間の無駄!2009/05/21

鐵太郎

0
ふむ。こんなお話もあり、か。 ホームズ世界の一つとしてリストアップするに吝かではないが、精神を病んだ人の世界を解釈するにオカルティズムを以てする考え方も、超自然の世界に沈溺する心のあり方も、好みません。  そんなこんなで、これはシャーロッキアンの端くれでありますが、趣味に合わない本でありました、まる。2010/04/14

kirbypopopo

0
独特な本です。はじめは推理小説のように話を進みながらも、物語の端々に小さな違和感があります。その違和感がどんどん膨らんでいき、一方で推理小説としては離れていきます。 あの世とこの世、空想と現実、そういったものを曖昧にし繋げていく試みに挑戦した小説でした。小説ではありませんが「輪るピングドラム」というアニメに似たものを感じます。絵のある作品ではこういった試みを見かけますが、文章の小説で、さらに理路整然としたホームズの世界を基盤に書くのは大変だったろうなと思います。 人を選ぶ本だと思いますが、私は好きです。2019/02/19

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