労働市場の理論

  • ポイントキャンペーン

労働市場の理論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 217p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784492260371
  • NDC分類 366.2
  • Cコード C3033

出版社内容情報

アメリカを中心として目覚ましい発展を遂げた労働市場に関する各種の理論的アプローチを検討し、応用ミクロ経済学としての労働市場分析を行なう。*第33回日経・経済図書文化賞受賞

内容説明

「年功賃金」「終身雇用」「春闘による賃金決定」「二重構造」等といった特徴をもち、国際的にも注目を集めている日本の労働市場は、従来“実証的アプローチ”を中心に研究されてきた。他方、アメリカを中心とした、応用ミクロ経済学としての労働経済学の理論展開には、目覚ましいものがある。本書では、これら欧米で開発された“理論的アプローチ”を検討し、その展開の流れを踏まえながら、日本の労働市場の分析を行う。すなわち、日本の土壌で育った概念を、応用ミクロ経済学の枠組みのもとで、体系的に位置づけようとするものである。

目次

賃金プロファイル(賃金プロファイルの理論:展望;企業特殊訓練のもとでの賃金プロファイル;企業内労働市場における定年と内部昇進制;不完全情報・労働の準固定性・企業内選抜)
賃金と雇用の変動(労働時間の分析;企業による賃金と雇用の調整;ボーナスと基準内賃金の決定要因に関する実証分析;賃金格差と失業の循環的変動)