創元クライム・クラブ
オモチャ箱―安吾探偵控

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  • サイズ B6判/ページ数 348p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488012236
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

閤屋の一党に捕らわれた冷嬢を救い出すために、降霊会の行われている屋敷に乗りこんだ魔矢と巨勢少年、カストリ記者の片倉だが、なんとそこでは殺人事件が勃発していた。殺されたのは屋敷の主人。そして床には短剣の柄を握ったまま倒れている作家・坂口安吾の姿が!肝心の令嬢は失踪しており、霊媒師と被害者の妻も行方がわからない。そんな中へ飛び込んでしまった巨勢少年ら三人は、俄かごしらえの探偵団として事件の調査に乗り出す破目に。当夜の記憶が一様に曖昧な降霊会参加者たち。あやしげなからくり人形。噂される贋安吾の存在。その屋敷で、いったい何が起こったのか?著者渾身の長編本格推理。“安吾探偵控”三部作完結編。

著者等紹介

野崎六助[ノザキロクスケ]
1947年東京生まれ。多岐に亙る評論活動を展開し、92年には『北米探偵小説論』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。また94年には『夕焼け探偵帖』で小説家としてもデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

9
「心霊殺人事件」をオマージュしたと思われます。今回は安吾氏がヒロポン中毒のためか思考が知っちゃかめっちゃかで混乱しました。魔夜が川端康成氏の「浅草紅団」の弓子に被りますね。2012/03/27

0
いまいち 2011/07/22

いちこ

0
安吾が探偵として出てくるのが気に入って読んではいるが、いちいち芝居がかって読みにくい。なにがなんだか分からないまま終わってしまった、というのが正直な感想。2010/10/15

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