出版社内容情報
三十年のキャリアに幕を引くことを決意した、ベルリンの刑事弁護士エーファ。凄腕で知られる彼女は、多くの忘れがたい事件を手がけてきた――。十一人が被告人となった裁判で一人だけ無実の者がおり、全員がそれは自分だと主張している。一人を救うため十人を無罪とすべきか。厄介だがよく議論される類の事件だと思われたが……。ひとつの証言、発見、弁護活動で一変する平凡な裁判、そして異常な裁判。大型新人による、息を呑むような完璧なる連作短編ミステリ。
【目次】
内容説明
30年以上のキャリアに幕を引くことを決意した、ベルリンの刑事弁護士エーファ。凄腕で知られる彼女は、多くの忘れがたい事件を手がけてきた。11人が被告人となった裁判で1人だけ無実の者がおり、全員がそれは自分だと主張している。1人を救うため10人を無罪とすべきか。厄介だがよく議論される類の事件だと思われたが…。ひとつの証言、発見、弁護活動でその姿が一変する平凡な裁判、そして異常な裁判―。驚異の新人による、息を呑むような完璧なる連作短編ミステリ。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
三編 柚菜
10
エーファが着手する事件はどれも、一見して加害者と被害者の立場がはっきりしているが、それはあくまでも法の下に照らし合わせた場合だ。法律は絶対的な正しさで君臨しているが、犯罪に手を染めたヒトの感情に『絶対的』はなく、時に白と黒が入り混じった複雑な機微が絡み付いているもの。だから経緯を具に調べれば思いもよらぬ意図が、真実が、隠されている。真相解明をあくまでも前振りに『法と罪、あるいは罰をめぐるヒューマンドラマ』がメインである。2/13、リーガルミステリに新たな柱として築かれる作品となるだろう⚖️2026/02/03
CHACK
2
版元の先読みキャンペーンでプルーフをいただいたので、ありがたく拝読。どの短編も完成度が高く、一文字も読み逃せない。「すべてが解決したその瞬間から真の物語は始まる」のプルーフ表紙の一文が秀逸。2026/01/14




