影を呑んだ少女

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  • サイズ 46判/ページ数 443p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488011017
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

英国、17世紀。幽霊が憑依する体質の少女メイクピースは、暴動で命を落とした母の霊を取り込もうとして、死んだクマの霊を取り込んでしまう。クマをもてあましていたメイクピースのもとへ、会ったこともない亡き父親の一族から迎えが来る。父は死者の霊を取り込む能力をもつ旧家の長男だったのだ。屋敷の人々の不気味さに嫌気が差したメイクピースは逃げだそうとするが……。『嘘の木』でコスタ賞を受賞したハーディングの最新作。

内容説明

幽霊を憑依させることのできる体質の少女メイクピースは、母亡きあと、父方の一族の屋敷に引きとられる。メイクピースが生まれる前に亡くなった父は、死者の霊をとりこむ能力をもつ古い一族の出だったのだ。一族の不気味さに我慢できなくなったメイクピースは、屋敷を逃げだそうとするが…。『嘘の木』でコスタ賞を受賞した著者が、十七世紀英国を舞台に、逞しく生きる少女の姿を描く歴史ファンタジー。

著者等紹介

ハーディング,フランシス[ハーディング,フランシス] [Hardinge,Frances]
英国ケント州生まれ。オックスフォード大学卒業後、2005年に発表したデビュー作Fly By Nightでブランフォード・ボウズ賞を受賞。2011年に発表したTwilight Robberyがガーディアン賞の最終候補に、また2012年のA Face Like Glassがカーネギー賞候補に、2014年の『カッコーの歌』は英国幻想文学大賞を受賞し、カーネギー賞の最終候補になった。そして2015年、『嘘の木』でコスタ賞(旧ウィットブレッド賞)の児童文学部門、さらに同賞の全部門を通しての大賞に選ばれるという快挙を成し遂げ、米国のボストングローブ・ホーンブック賞も受賞

児玉敦子[コダマアツコ]
東京都生まれ。国際基督教大学教養学部社会科学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キムチ

84
作品も作者も先入感なく読み進むと、自分までその時にタイムトリップする気にさせられるから素敵。その時代、英国は王党派と議会派で2分、チャールズ一世の治世、内乱の様相も一触即発。歴史で習ったピューリタン革命~権利の請願が背景だ。主人公メイクピース(凄い名前だなと。。)が白クロウの後を追い グライズヘイズに引き取られたのが1640.兄の後を追い 旅に出たのが1643。国中の喧騒~そこを選んだ理由が巻末解説を読み納得。元々好きなゴシックファンタジー。ホラー要素は少女の成長の足取りの確かさに隠れ、生きる勇気、知恵~2020/09/01

藤月はな(灯れ松明の火)

81
何が善か、何が善でないかなどがあやふやになり、嘗ては確実だった道は途端に頼りなくなり、同時に今までの世界も反転しそうな時代。人間の霊より、動物の霊を好んだメイクピースが最初に取り憑かせたのは熊の霊魂だった。だが、母を亡くしたメイクピースが父親の一族に引き取られた時から彼女は時代の流れに大きく、乗入れなければならなくなる。ジェイムズの変心は仕方ないと言え、苦々しい。そして逃亡しようとするメイクピースが見逃してくれた上司に「この人の事は好きだったけど、信用はしていなかった」と罪悪感を以て悟る場面が現実的で辛い2020/08/06

榊原 香織

72
凄いですハーディング。 ホントにYA?迫力! 17c、イギリス清教徒革命が舞台です。 霊能力を持った一族の話。 く、熊、凄い 面白いなあ2022/08/11

えみ

41
霊の憑依を継承するフェルモット一族。不気味なのに目が離せない、ページを捲ったら次はどんな展開が待ち受けているのか気になって一気に読んでしまった。英国ファンタジー作家が描く壮大で濃厚な世界観は隙が無く、唸ってしまうほど綿密に仕上げられていた。摩訶不思議…ちょっとホラーでダークなファンタジーが存分に楽しめる。フェルモット家の人間を父に持つ少女・メイクピースは例に漏れず幽霊を憑依させることのできる能力を持つ。自身の運命に絶望しながらもフェルモットの幽霊に立ち向かい、迷いながらも逞しく成長していく少女の成長物語。2020/09/12

星落秋風五丈原

41
またこれも父のツケを払う物語。2020/07/27

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