堆塵館―アイアマンガー三部作〈1〉

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堆塵館―アイアマンガー三部作〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 427p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488010553
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

十九世紀後半、ロンドンの外れに巨大なごみ捨て場があった。幾重にも重なる山のその中心には『堆塵館』という、ロンドンの不用なごみの寄せ集めでできた巨大な屋敷があり、ごみから財を築いたアイアマンガー一族が住んでいた。一族の者は、生まれると必ず「誕生の品」を与えられ、その品を一生涯肌身離さず持っていなければならなかった。十五歳のクロッド・アイアマンガーは誕生の品の声を聞くことができる一風変わった少年だった。
一方、十六歳の孤児のルーシー・ペナントは、召使いとして堆塵館に入り、館の風変わりな伝統と習慣を教えられ、暖炉掃除係として働くことになる。そしてある夜クロッドと出会ったことで、一族の運命が大きく変わっていく……。
『望楼館追想』から十五年、物への偏愛の著しいエドワード・ケアリーが満を持して送る超大作。

エドワード・ケアリー[エドワード・ケアリー]

古屋美登里[フルヤミドリ]

内容説明

19世紀後半、ロンドンの外れの巨大なごみ捨て場。幾重にも重なる屑山の中心に「堆塵館」という巨大な屋敷があり、ごみから財を築いたアイアマンガー一族が住んでいた。一族の者は、生まれると必ず「誕生の品」を与えられ、一生涯肌身離さず持っていなければならない。15歳のクロッドは、聞こえるはずのない物の声を聞くことができる変わった少年だった。ある夜彼は屋敷の外から来た召使いの少女と出会う。それが一族の運命を大きく変えることに…。『望楼館追想』から13年、作者が満を持して贈る超大作。

著者等紹介

ケアリー,エドワード[ケアリー,エドワード] [Carey,Edward]
1970年にイングランド東部のノーフォーク州で生まれる。これまでに長篇小説『望楼館追想』(2000)『アルヴァとイルヴァ』(2003)を発表。イラストレーター、彫塑家としても国際的に活躍。現在はアメリカ合衆国テキサス州で妻と子供ふたりと暮らしている。妻はアメリカの作家エリザベス・マクラッケン

古屋美登里[フルヤミドリ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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紅はこべ

187
三部作というので、『カルニヴィア』の時のように、全部出た後まとめて読もうかと思ったのだが、これはやはり一冊ずつじっくり、間を置いて読んだ方がいい作品。ディケンズや『五輪の薔薇』とかが好きな人間にはたまらない。19世紀の英国って、特にロンドンは小説の舞台としては何よりもふさわしい。その不潔さと猥雑さが魅力的。誕生の品の正体が明かされた時、嫌な予感がした。ひょっとしてクロッドが…と思ったが、まさかルーシーが…。切ない恋物語。堆塵館と月桂樹の館はどう違うの?2016/12/19

KAZOO

145
これは世界の奇書だという気がしました。お気に入りさんの読んでいた表紙を見てまず主人公がヒトラーなのかと思ってしまいました。三部作の最初ですがこの世界は何なのだろうという気がしました。これが十代の読者向けということでもさらにビックリ、建物の構造にもビックリ、この作者が書いた挿絵にも、小説の中で食べるものにも、何なのだこれは、ということばかりでした。気持ち悪いけどやめられないという感じです。2018/06/07

ケイ

138
ゴミから財を成したアイアマンガー一族。荒唐無稽なようで、しかし、都会の生活にゴミの処理は欠かせないものであるし、ゴミ処理業者は非常に儲けているということを思いだしてからは、大変にシュールな話だと、その着眼点に感心した。こういう事かなと思っていると、考えとは違う方向に話が進む。なるほど、そこに戻ってきたのかというエンディング。二部は手元にあるけれど、全部読んでわかってくることは何なのか気になる。2017/08/09

nuit@積読消化中

100
あぁ、失敗した…いや、良い意味の失敗です。三部作とは分かっていたものの、どうしても早く読みたくてつい手に取ってしまい、読み出したらどっぷりハマってしまいましたが、続きが気になる!!揃ってから読めば良かった〜。ヴィクトリア時代でダークファンタジー、作者のエドワード・ケアリーの不思議な世界。読まずに年は越せませんでした。この作家さんの『望楼館追想』も読んでみたいのだが密林では相当高値だわ…。2016/12/10

mocha

99
19世紀ロンドン郊外、巨大な屑山で暮らす風変わりな一族。人とモノとの奇妙な絆の物語。煤け汚れたスチームパンクの雰囲気がなんとも魅力的だ。訳者あとがきにはディケンズに触れられていたけど、私にはディケンズとダイアナWジョーンズを混ぜたような匂いがした。しかし思いもよらないラスト。この世界はどこへ向かっているんだろう。次巻が楽しみ!2018/10/31

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