月を盗んだ男―NASA史上最大の盗難事件

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 345p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784488003838
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

出版社内容情報

2002年、NASAから“月の石”を盗み出した学生、サド。ジョンソン宇宙センターの優秀な研修生がなぜそんな犯罪を引き起こしたのか。真相に迫る傑作ノンフィクション!

内容説明

NASA&FBI VS天才研修生。アポロ11号が地球に持ち帰った月の石―2002年、アメリカの国家的財宝が盗まれ大騒動に。犯人は25歳のNASA研修生だった!大ヒット映画『ソーシャル・ネットワーク』原案者による傑作ノンフィクションノベル!

著者等紹介

メズリック,ベン[メズリック,ベン] [Mezrich,Ben]
1969年アメリカ生まれの作家。ハーバード大学卒業後、『X‐ファイル―移植』(共著)などのフィクションを発表。2002年、初のノンフィクション『ラス・ヴェガスをブッつぶせ!』で注目され、ベストセラー作家となる。その後は数々のノンフィクションを上梓

高山祥子[タカヤマショウコ]
1960年東京都生まれ。成城大学文芸学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

29
2002年、NASAで盗難事件が起きた。盗まれたのは歴代アポロが採取してきた月の石。犯人は仲間から尊敬を集める有望な研修生だった。彼が犯行に手を染めるまでの心理や、取引を持ちかけられたベルギーの鉱物コレクターの葛藤が克明に描かれていて、ノンフィクションだけど推理小説のようだ。服役を終えた彼は今どうしているのだろう。2015/07/17

あっこ

18
読み物としては面白かった。でも、ノンフィクションてところが切ない。サドは自分の輝く未来を棒に振ることなど容易に分かったはずなのに…真面目に頑張っていれば、夢が叶ったかもしれないのに、残念だ。2014/11/14

R

16
実際の事件を基にした、その犯人の人となり姿を追った小説でした。非常に面白い内容で、これが事実であったということが何よりも衝撃でした。小説にするため、また取材元というか、犯人の知能が高すぎるところを考えると、全てが当然そのままというわけではないにしろ凄い物語でした。優秀な人間というのは、やっぱりどこでも、何をしていても優秀なのだなということをまざまざ見せ付けられるようで、考えさせられました。羨ましくもあった。2015/03/07

toshi

13
まれに見る才能の持ち主の大学生がNASAの研修生となり、施設内からアポロ計画で持ってこられた月の石を盗んで捕まり、刑期を終えて出所するまでのドキュメンタリー。 それなりに面白く読めるけれど、翻訳の文章が熟れていない為、すんなり理解できない箇所が多数有り、読んでいてストレスになる。2014/11/12

すけきよ

9
「君に、お月様をプレゼントするよ」なんて台詞があるロマンスが存在するのかどうかは知らないけど、これはホントにそれを実行した男を描いたノンフィクション。勉強すればすぐにそれを飲み込み、本来の自分とは違う快活な冒険野郎というペルソナを身に付け、コネのためにNASAのベテラン研究者たちのサークルにも溶けこむ、とかなり才能に溢れた人物であることは間違いないのに、なんでこんなとしちゃったのかなぁ、というのが正直な感想。 読んでも、やはり理解できない。2014/10/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8310079
  • ご注意事項

最近チェックした商品