目次
萎れた花(世界葬;自明灯火;死なない朝;スーイサイド;遠送;生物;からあるくみち)
怒り目(中国紀行;不如帰;叱咤、アジアの河岸 ;リビング;城噛;埋め火;渇湖)
回復(山と発熱;鷺沼プール;空き部屋;漂白礫;丘の造船工場)
著者等紹介
暁方ミセイ[アケガタミセイ]
1988年生まれ。2010年第48回現代詩手帖賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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メイ&まー
14
この方のつくる言葉の連なりが好み。どんなイメージを結ぶかは私次第、そのときの気持ち次第。タイトルまでそのイメージが到達するまでは長そうだけど…何度も繰り返しなぞってみたい文字たちでした。2015/05/24
橘
9
冷たく硬質な言葉が積み重なっていました。空間が広い。くじらが印象的だった詩と「世界葬が好き。本当かどうかわからないしそこが良い、妹さんの詩も好きです。2022/05/19
comet
9
よかった、清々しさをもってすっとはいってくる感じがした。丘の造船工場。2020/10/29
;
5
最初のほうの詩が良かった。ゆらめききらめいてる感じ。2017/11/25
なぎ
5
現代詩はトンとご無沙汰だったのではじめは苦労しました。そしてこういう文章の使い方や、改行やら色々と初めてで、現代詩にも興味がわきました。詩集は装丁が凝ったものが多いので、表紙よみする私にとってとても心惹かれるものがあります。詩は美しい日本語、漢字平仮名カタカナを見つめなおすのに丁度よいなぁと実感しました。2016/10/25
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