出版社内容情報
定石は流行に乗り、価値観が変わり、やがて廃れる。しかしながら定石の勉強は棋力向上には欠かせない。本書は、定石の土台となる重要な定石を段階的に説明し、アルファ碁定石が自然に身につくように構成した。
アルファ碁の登場で、廃れた定石と有力になった定石を比較しながら、三連星や中国流、そして小林流があまり打たれなくなった理由に加え、様々な定石の型についても解説し、囲碁の新しい考え方に言及した。
内容説明
アルファ碁の登場で変わってきた定石の考え方を詳細に分析し解説した。
目次
定石の原理
配石
打たれなくなった定石
受けの目的
ハサミの目的
方向選択
白の両ガカリ必須定石
シマリ以降(白の立場)
三々死活
両ガカリ〔ほか〕
著者等紹介
金萬樹[キムマンス]
1977年生まれる。2012年八段昇段。現在、韓国の囲碁番組の解説者としても活躍中
洪敏和[ホンミンファ]
1970年、東京生まれ。小学生の頃、兄と碁を始める。韓国外務省勤務の父のもと、アフリカ、ヨーロッパ、南米、日本で様々な経験を積む運に恵まれる。韓国外国語大学卒。大学時代の1995年に、大学アジア囲碁選手権戦優勝。1996年、北京・日中韓アジア囲碁選手権戦韓国代表。囲碁を通じて人の輪が広がるのを願う囲碁ファンの一人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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