出版社内容情報
地を囲うことだけにこだわると、相手に強大な外勢を築かれ、中央に大きな地模様を与えることになる。囲碁には地のほかに厚みや模様という要素があることで、囲碁を奥深いものにしている。そのためには、地と厚みのバランスを見極め、適切なタイミングで相手の地を削減する必要がある。それが打ち込みで、上手くいくと勝利を引き寄せることが出来る。本書は、打ち込みの解説書で、打ち込みの手法だけでなく、打ち込まれた際の対応についても詳しく解説した。
内容説明
打ち込みは怖くない。打ち込みの手法だけでなく、打ち込まれた際の対応についても解説。
目次
第1章 打ち込みへの対応(二間ビラキの周辺;二間ビラキが二つ並んだ形;高い二間ビラキの周辺;三間の打ち込みへの対応法;四間の打ち込みへの対応法 ほか)
第2章 打ち込みと削減(打ち込みが効果的な配石;効果的な打ち込み;打ち込み後の脱出法;打ち込み後の生きる手順;ワリ込み ほか)
著者等紹介
金萬樹[キムマンス]
1977年生まれる。1994年プロ入段。1999年新人王戦優勝。2004年LG杯世界棋王戦16強。2010年BCカード杯本戦進出。2012年八段昇段。現在、韓国の囲碁番組の解説者としても活躍中
洪敏和[ホンミンファ]
1970年、東京生まれ。韓国外国語大学卒。大学時代の1995年に、大学アジア囲碁選手権戦優勝。1996年、北京・日中韓アジア囲碁選手権戦韓国代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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