出版社内容情報
言語からAIまで、「情報の歴史」をたどる旅
文字のない時代はどのように記録していた?
なぜ社会は男性優位?
新聞の漫画の影響力は?
ヘイトスピーチはいつ始まった?
「ナポレオンは背が低い」はデマ?
ハリウッド女優がWi-Fiを発明?
これらの疑問はすべて、「情報」が解き明かします。
言語の始まりから洞窟壁画、神話、儀式、書物、印刷、写真、テレビ、インターネット、そしてAI……
人類は、情報を伝達する技術を進化させ、社会や文化、人間の在り方を変えてきました。情報を共有する試み、またときにそれを悪用する試みは、今日の世界の多くの側面を説明し、一見無関係に見える多くの事柄を結びつけています。本書は、その人類の「情報の歴史」を、鮮やかなグラフィックや豊富なイラストとともに丁寧にわかりやすく解説。知識・教養・センス、三拍子揃った大人の絵本図鑑となっています。
著者は世界的イラストレーターでベストセラー絵本作家でもあるクリス・ホートン。ノンフィクションデビュー作である本書は、カリフォルニア大学バークレー校でポール・デュギッドとジェフ・ナンバーグが開講した講義「The History of Information(情報の歴史)」から着想され、構想から17年の歳月を経て完成しました。世界の文明史を俯瞰する「イラスト年表ポスター」付きです。
【目次】
内容説明
言語の起源からAIまで、情報の歴史をたどる旅。ベストセラー絵本作家 クリス・ホートン 構想17年の初ノンフィクション。
目次
人類に何が起こったのか?
言語 Language
描画 Drawing
文書 Writing
印刷 Printing
科学 Science
ニュースと新聞 News and newspapers
通信網 Networks
放送 Broadcast
偽情報 Disinformation
コンピューター Computers
著者等紹介
ホートン,クリス[ホートン,クリス] [Haughton,Chris]
ダブリン生まれ、ロンドン在住のデザイナー/イラストレーター/絵本作家。2007年、フェア・トレードの世界的なパイオニアPeople Treeでのデザイン活動が評価され、タイム誌の「DESIGN 100」に選出される。絵本作家デビュー作となる『ちょっとだけまいご』(BL出版)は現在まで35の言語で翻訳され、世界各国で賞を受賞
樺山紘一[カバヤマコウイチ]
東京大学名誉教授。専門は西洋中世史。東京大学文学部教授、国立西洋美術館長、印刷博物館館長などを歴任し、現在は渋沢栄一記念財団理事長を務める
行武温[ユクタケアツシ]
翻訳者/ライター。大学卒業後、制作会社にて翻訳業務に従事。その後、転職をきっかけにオランダへ移住し、フリーランスの翻訳者/ライターとして各種メディアに寄稿。コーヒーカルチャー誌『Standart Japan』では制作統括を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



