漂流者の生きかた

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漂流者の生きかた

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784487811212
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

五木寛之と姜尚中が対話。
私達はみな、故郷をねこそぎにされた「漂流者」ではないか。いまもっとも対談が切望されるふたりの初の本。
十年にわたる対話と、「いのち」についての語りおろし。

目次

第1部 「鬱の時代」を生き抜く(悩むことの必要;国を持たない者の心許なさ ほか)
第2部 無力=パワーレスパワー(東日本大震災の空気;浄土と希望 ほか)
第3部 日本人であることの限界(因果・因縁、運命・宿命;日本人の御利益と階級社会 ほか)
第4部 漂流者の生きかた(アルジェリア人と在日一世;働く場所がふるさとだ ほか)
第5部 おれたちはどう生きるか(西部邁の死;鵺として生きる ほか)

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932(昭和7)年9月福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮に渡り、47年引揚げ。66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。2002年、第50回菊池寛賞、09年にNHK放送文化賞、10年に『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞。ニューヨークで発売された『TARIKI』は2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門)銅賞に選ばれた

姜尚中[カンサンジュン]
1950年(昭和25年)8月熊本県生まれ。政治学者。東京大学名誉教授、熊本県立劇場館長。専攻は政治学・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

64
五木氏がよく語るデラシネを姜氏と語る一冊。つまり、引揚者である五木氏と在日である姜氏と様々な事柄を語る。過去の雑誌複数掲載分と新たな複数の対談を収録。お二人の吸収という共通の土壌での言葉を利用すれば、ふっきれとるに感覚に繋がる、とのこと。いろいろ少し散逸的に語られており、正直、もう少し得るものを期待はしていた。ラジオやTVの対談番組を聴いているかのような一冊でした。2020/07/26

しゃが

44
「五木寛之と姜尚中が対話」とあったが、雑談的で五木さんを姜さんがインタビューしているような感じを受けた。五木さんは若者の頃、姜さんは中年の頃に気になっていたお二人だった。この本も2018年の出版告知から愉しみにしていたので残念だった。私自身この齢になっても、いまだ帰属意識に惑わされつづけている「漂流者」かもしれないが、「吹っ切れとるひと」にはなかなか難しい。(最近、紙媒体の読んだ本を探すのに時間がかかり、一苦労しています)2020/08/23

しゅう

14
思うところがあり、手に取りました。思っていたのとはちょっと違い、私には難しかったですが勉強になりました。1章は2008年の対談ですが、現在のコロナ禍の様子ととても合致していました。鬱の時代、在日日本人(国を信用できない国民)、いったい日本はどこに向かっているのか…。2021/03/27

hiromura

14
五木さんの著作は何冊か読んで、いろいろと力をもらった。姜尚中さんはテレビから聞こえる声だけで、画面を見るようになった。しかしこの対談集は私には難解だった。在日の差別というのは昔からあると思うが、いまやそれだけではない、日本全体が格差社会なのだろうか。読んでいて将来に不安を感じた。2020/09/16

雨巫女。@新潮部

11
《私-図書館》引揚者と在日。好きな作家と、同郷の政治学者。対談がなかなかよかった。2023/07/22

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