出版社内容情報
「団塊の世代」のその後を描くリアル現代経済小説「団塊の秋」と堺屋太一の自伝小説「戦後七〇年七色の日本」を収録新しい日本を世界に示した日本万国博を発案、実現。
石油問題に警鐘を鳴らし、「団塊の世代」を命名した。
予測/歴史小説家、評論家、経済企画庁長官として、著者の卓越した思考と行動は、常に時代を牽引してきた。
団塊の世代の2028年までを描く『団塊の秋』と、多彩な半生とその時代を語りつくした自伝『堺屋太一が見た戦後七〇年七色の日本』の
昭和・平成を生きた我々の未来を見つめる2作品を収録。
『堺屋太一著作集』全18巻、堂々完結。
堺屋太一[サカイヤタイチ]
著・文・その他
内容説明
新しい日本を世界に示した日本万国博を発案、実現。石油問題に警鐘を鳴らし、「団塊の世代」を命名した。予測/歴史小説家、評論家、経済企画庁長官として、著者の卓越した思考と行動は、常に時代を牽引してきた。団塊の世代の2028年までを描く『団塊の秋』と、多彩な半生とその時代を語り尽くした自伝。『堺屋太一著作集』全18巻、堂々完結!
目次
団塊の秋(さまよえる活力―二〇一五年;年金プラス十万円―二〇一七年;孫に会いたい!―二〇二〇年;孫の進路―二〇二二年;養護センターまで二千三百十六歩―二〇二五年 ほか)
堺屋太一が見た戦後七〇年七色の日本(人生のハイライト;「玉音放送」を聞く少年―騒がしい玄い冬;万国博プロデューサー―淡い色彩の候;『油断!』誕生秘話―燃える日本の青春;列島改造論と沖縄本土復帰―湿った紫雨の季節 ほか)
作者による解説 戦後、そして未来へ―創作、自伝、二つの手法で示したもの
著者等紹介
堺屋太一[サカイヤタイチ]
1935年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。日本万国博覧会を企画、開催。沖縄海洋博覧会や「サンシャイン計画」を推進した。在職中の75年、作家デビュー。78年に退官し、執筆、講演、イベントプロデュースを行う。予測小説の分野を拓き、経済、文明評論、歴史小説など現在までに100作以上を執筆。「団塊の世代」という新語を生んだ同名作をはじめ、『峠の群像』『秀吉』など多くの作品がベストセラーとなり、映像化された。1998年から2000年まで小渕恵三、森喜朗内閣で経済企画庁長官、2013年から安倍晋三内閣の内閣官房参与を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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