出版社内容情報
著者自選による決定版著作集・得心の第7弾! 赤穂浪士討入りは忠義か、正義か? 世の鬱憤が、仇討ちを「伝説」に変えた様を描く。著者自選による決定版著作集・得心の第7弾!
勅使饗応役・浅野内匠頭 対 指南役・吉良上野介。
確執はついに、殿中での刃傷事件に及んだ。
主家断絶の激震に、大石内蔵助は討入りを決断する。
その本懐を遂げた時、仇討ちの46人を「義士」と讃え、
不参加の者を「不義士」と糾弾する世論の非情。
幕府、浪士、吉良家、そして世論が織りなす「堺屋版忠臣蔵」。
堺屋 太一[サカイヤ タイチ]
内容説明
勅使饗応役・浅野内匠頭vs.指南役・吉良上野介。確執はついに、殿中での刃傷事件に及んだ。主家断絶の激震に、大石内蔵助は討入りを決断する。その本懐を遂げた時、仇討ちの46人を「義士」と讃え、不参加の者を「不義士」と糾弾する世論の非情。幕府、浪士、吉良家、そして世論が織りなす「堺屋版忠臣蔵」。
著者等紹介
堺屋太一[サカイヤタイチ]
1935年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。日本万国博覧会を企画、開催。沖縄海洋博覧会や「サンシャイン計画」を推進した。在職中の75年、作家デビュー。78年に退官し、執筆、講演、イベントプロデュースを行う。予測小説の分野を拓き、経済、文明評論、歴史小説など現在までに100作以上を執筆。1998年から2000年まで小渕恵三、森喜朗内閣で経済企画庁長官、2013年から安倍晋三内閣の内閣官房参与を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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