出版社内容情報
カウンセリング調査から導き出された,ASのパートナーと生きる夫婦・カップルの実像と問題解決へのガイドライン。
発達障害の子どものいる家族では,夫婦,祖父母,きょうだい相互間のさまざまな問題が子どもたちに影響を及ぼしてきていることがわかってきています。
とくにアスペルガー(AS)の子どものいる家庭では,AS者とそのパートナーの関係性をよくすることで,子どもにも好影響が期待できます。
本書では,専門のカウンセラーである著者が,豊富な経験からとらえた実像と問題解決のガイドラインを呈示します。
ご家庭の生活改善のお役に立てることと思います。
内容説明
発達障害の子どものいる家族では、夫婦、祖父母、きょうだい相互間のさまざまな問題が子どもたちに影響を及ぼしてきていることがわかってきています。とくにアスペルガー(AS)の子どものいる家庭では、AS者とそのパートナーの関係性をよくすることで、子どもにも好影響が期待できます。本書では、専門のカウンセラーである著者が、豊富な経験からとらえた実像と問題解決のガイドラインを呈示します。ご家庭の生活改善のお役に立てることと思います。
目次
魅力
興味の一致
信頼
自己価値観
理解
自己開示
コミュニケーション
AS側からみたコミュニケーション
非言語コミュニケーション
社交の場〔ほか〕
著者等紹介
アストン,マクシーン[アストン,マクシーン] [Aston,Maxine]
英国コヴェントリー在住の自閉症スペクトラム(特にアスペルガー症候群)専門の認定カウンセラー・トレーナー・指導者。これまで2000人におよぶクライエントの相談に対応、自閉症スペクトラムのアセスメントも提供し、セラピストや専門家向けのワークショップも運営。英国内外の学会・集会での講演者としても広く活動している
宮尾益知[ミヤオマストモ]
東京生まれ。どんぐり発達クリニック院長、ギフテッド研究所理事長。徳島大学医学部、東京大学小児科、ハーバード大学神経科研究員、自治医科大学小児科助教授、国立成育医療センターこころの診療部医長を経て2014年より現職。専門は小児精神神経学、臨床心理学、神経生理学、特に発達障害の分野では第一人者
テーラー幸恵[テーラーユキエ]
北海道生まれ。フリーライターを経て現在は翻訳に携わる
滝口のぞみ[タキグチノゾミ]
青山学院大学卒業。白百合女子大学大学院文学研究科発達心理学専攻博士課程単位取得満期退学。どんぐり発達クリニック勤務。青山学院大学非常勤講師、私立学校スクールカウンセラー。心理学博士、臨床心理士、特別支援教育士。現在、ASDのパートナーとの関係の研究と臨床をテーマとしている
羽田紘子[ハネダヒロコ]
聖マリアンナ医科大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学小児科、都立梅ヶ丘病院(現都立小児総合医療センター)児童精神科、成育医療研究センターこころの診療部を経て、カピバラあかちゃんこどもクリニック勤務。日本小児科学会専門医、日本小児精神学会認定医、精神保健指定医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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