出版社内容情報
子どもの心を癒し、治療的効果のあるお話を集めた一冊。原著は英国をはじめ各国の父母や教育者から高い評価を得ている。
テレビで大ブレイク中!! 尾木ママ(教育評論家)監修。
海外で話題の“子育ての知恵”が、いよいよ日本上陸!!
お話の効能は今、医学界からも注目されています。
「ストーリードクター」と呼ばれる著者、スーザン・ペローは、ストーリーテリング(お話の語り聞かせ)のエキスパート。彼女自身が書いたり集めたりしたお話は、聞く人の心を癒し、「嘘をつく」「いじめ」などの問題行動に苦しむ子どもや「病気」「震災」「身近な人の死」など困難な状況に直面した子どもに対し、前向きで創造的な形での治療的な役割を果たします。
子どもの心を癒し、治療的効果のあるお話を集めたこの本は、イギリス国内外のお父さん、お母さん、教育者から高い評価を得ている一冊。
お話は、より日本の子どもに適したお話を50話ほど厳選。さらに、東日本大震災後の心の傷や不安に苦しむ子どものために特別に書き下ろしたお話も掲載されています。
また、お話だけではなく、「大人のためのやさしいお話心理学」と称して、なぜお話が心に効くのかもわかりやすく説明しています。
子どもの心が豊かになるような、お母さんの手助けになるような一般向けの育児書です。
内容説明
海外で高い評価を得た子どもの心を癒す治療的効果のあるお話を集めた本がいよいよ日本に上陸!!さあ、子どもたちとお話の世界に飛び込んでみましょう。
目次
第1章 なぜお話が「心に効く」の?―大人のためのやさしいお話心理学(「お話」は、子どもを空想の世界へいざなうおくりもの;子どもたちを救った「お話」、家族の絆を織り上げた「お話」 ほか)
第2章 「困った行動」を調和へ導いてくれるお話―「困った子」ってよばないで(たたく手つねる手かみつくお口;いじめっ子にもいじめられっ子にもなりたくない ほか)
第3章 「新しい経験」へのチャレンジを助けてくれるお話―子どもだってがんばってるの(おひっこし新しいなかま;赤ちゃんがやってきた ほか)
第4章 悲しみと不安を癒してくれるお話―つらいできごとをのりこえて(みぢかな人とのおわかれ;災害のあとで ほか)
著者等紹介
ペロー,スーザン[ペロー,スーザン] [Perrow,Susan]
教師養成講師、育児教育者、作家。30年近くにわたる教師経験をもち、3歳から8歳までの子どもたちを教える。過去8年間、オーストラリア、ケニア、南アフリカの大学等で幼児教育養成講師を務める。現在、ストーリーテリングおよびストーリーライティングと育児・教育の専門家として、世界中でワークショップやセミナーを開催している。オーストラリア在住
尾木直樹[オギナオキ]
教育評論家、法政大学教職課程センター長・教授、臨床教育研究所「虹」所長。1947年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、私立高校、東京都立中学校で教師として22年間、子どもを主役としたユニークで創造的な教育実践を展開。現在も大学で教壇に立つかたわら、子どもと教育、メディア問題等に関する現場に密着した調査・研究に精力的に取り組んでいる
須長千夏[スナガチナツ]
横浜国立大学教育学部心理学科卒。専攻は児童心理学。1997年よりイギリスに在住、執筆・翻訳・創作活動を続けている。2007年よりイギリスEmerson Collegeでシュタイナー幼児教育を学び、幼稚園教諭の資格を取得。幼稚園でのお話のじかんやパペットショーを通じて、また、スーザン・ペローの著書や交流を通して、お話の持つ「治療的効果」を体験する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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