内容説明
焚火・酒・音楽。便利な道具づくりから焚火料理、危険な動物たちへの対処法まで、森と野に遊ぶために本当に必要な情報を美しいカラーイラストで紹介。
目次
アウトフィット
めでたき二品
春雷のころ
山菜の実力
灯りについて
焚火のスタイル
火傷の必需品
フィールドノート
野外の味方
ロープあれこれ〔ほか〕
著者等紹介
本山賢司[モトヤマケンジ]
1946年、北海道生まれ。東京デザイナー学院卒。外資系広告代理店のアートディレクター勤務の後、イラストレーターに。自然をテーマにしたエッセイ、小説の著作も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さすらいのアリクイ
15
屋外での野営方法、動植物の観察、ナイフやブリキのバケツを使って著者が作った焚き火台などの野営用の道具についてなど自然、アウトドアの話、情報がぎっしり詰まっている本。この本の著者本山さんはこの本を読んではじめて知りましたが、アウトドアの達人、いや、自然の中に潜りこむのが無茶苦茶上手い方だなと。アケビやヤマブドウのツルを使って作る天然ロープ、ガスストーブで作る焚き火料理など次から次と出てくる野営の話題、世界。そそられる、時々ヒリヒリする文章。読んでいてこういうの、いいよなと。気持ちが野営、自然に向かう本です。2017/10/23
fubuki
7
イラストがいい。写真には出せない繊細さ緻密さ。お陰で文章の方はあまり頭に入ってこなかった。ただ、アウトドア本という訳じゃなく、日頃の暮らしのなかでもちょっと役立ちそうな、気持ちが豊かになる本だった。図書館本だったので、買い!を決めました。2018/05/15
shigoro
7
皆でワイワイやるのではなく、かと言って野生化サバイバルするわけではない。なんか1人でまったりと森や山の中で過ごす。ちょっと憧れるけど、やるとしたら1人だと慣れるまで怖いかも。テントも張らず、寝袋のみで、夜空に浮かぶ星空を眺めて寝る。自然と寄り添う感じがいいね。食事や装備、時折現れる動物の様子がイラスト交えて良く書けていると思う。それにしても昨今、野外で勝手に泊まれる場所ってあまりないよなぁ。 2012/08/15
じじちょん
3
野外での理想的な過ごし方がたくさん詰まっている。動物、道具、焚き火、海外の自然、筆者が体験し、工夫した事が見開き1P、自身のイラスト付きで紹介されている。どこから読んでもよいので、気楽に読めるし、何ならソロキャンプの時にゆっくり読んでもよい。アウトドアアクティビティが好きな人なら手元に置いておきたい本では。2021/05/15
kumonosuke
3
イラストが抜群にいかしている。動植物に対する愛情が感じられる。 テントを使わず、トナカイの毛皮を下に敷きシュラフ・シュラフカバーだけで露営するのは本当に気持ちいいと思う。20年前は毎回テント泊だったが、最近は山小屋中心で横着をしている… 丹沢小川谷の沢登りで渓流添いでBBQをやって、そのまま、シュラフで寝た思い出が蘇ってきた。渓流の音が大きかったが、自然と一体になれた気がした。2013/09/24
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- 和書
- はじめての電気工学