再発―がん治療最後の壁

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487804863
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

近年長足の進歩を遂げるがん治療において、生死を分ける最後の壁・「再発」問題。その本当の現状にむきあった初めての本。


手術でがんは摘出、手術は「成功」。
その後、毎日検査をしてきたが
突然、「再発」を宣告される。
手術は成功したのではなかったのか?
なぜ毎月検査をしていたのに防げなかったのか?

誰もが直面せざるを得ない生死をわける最後の壁、
「再発」の治療についてその本当の現状にむきあった、初めての本。

1.がん再発とは
   なぜ再発をするのか
   がん再発のメカニズム
2.再発は予防できるのか
   再発のための検診と予防
3.再発がんの治療
   部位別・再発がんの治療
    肺・胃・大腸・小腸・肝臓・食道・乳・子宮・血液ほか
   抗がん剤をどう使うか
   代替医療は効果あるか
4.再発がんの新しい治療法
   体に優しい治療
   新しい薬物医療 分子標的薬
   副作用と対策
    がんワクチン療法
5.緩和ケアの新しい展開
   さまざまな緩和ケア
6.がん再発にどう向きあうか
   四人の「再発」例

内容説明

それさえ乗り越えられれば…。2人に1人ががんになる時代、誰もが直面する最大にして最終的な問題、「がん再発」。最新の医療状況をふまえ、基本的な知識から現状と限界までをも真摯につきつめた、待望の「がん再発」総合解説書。

目次

1 がん再発とは(なぜ再発をするのか;がん再発のメカニズム)
2 がん再発は予防できるか(再発のための検査と予防)
3 再発がんの治療(再発がんの新しい治療法(1)薬物療法
新しい治療法(2)新しい機器による治療
新しい治療法(3)がんワクチン療法
副作用と対策
部位別・再発がんの治療
抗がん剤をどう使うか
代替医療に効果はあるか)
4 緩和ケアの新しい展開(さまざまな緩和ケア)
5 がん再発にどう向き合うか(四人の「再発」)

著者等紹介

田中秀一[タナカヒデカズ]
読売新聞社医療情報部長。1959年、東京都出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、読売新聞社入社。長野、松本支局、社会部、医療情報部次長を経て、2008年11月から現職。1993年から長期連載「医療ルネサンス」を担当。1998年、「国内初の卵子提供による体外受精」の報道で新聞協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。