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内容説明
総勢300名以上の、日本の文化人を、気鋭の論者が徹底分析。全12章、2インタビュー9コラム、人名索引。TV、CM、雑誌、新聞、講演会などで活躍する「文化人」の生態を、いまだかつてない密度で読み解く。観察対象としての「文化人」がはらむ底知れなさを、珠玉の論考がナビゲート。
目次
第1部 文化人の条件(南後由和・“文化人”の系譜―界とマスメディアの交わり)
第2部 作家/批評家と文化人(田中東子・軽さをめぐる冒険―室井佑月的なものについて;荻上チキ・ウェブ時代の文化人―(といっても特に代わり映えもなく))
第3部 アカデミズムと文化人(佐倉統・疑似科学を謳歌する文化人たちはなぜ増殖するのか―脳科学の事例を中心に;飯田泰之・市場を語る文化人―「経済の専門家」とは何の専門家なのか ほか)
第4部 テレビと文化人(近森高明・「芸人」転身物語―“お笑い”と“文化人”のジレンマをめぐって;高野光平・違いがわかる男たち―CMの中の文化人 ほか)
第5部 表現/業界と文化人(加島卓・デザイン/デザイナーを知ることの戦後史―職能と人称性;難波功士・「ビジネスモデル」としての広告系文化人―その神通力の生成と消滅)
著者等紹介
南後由和[ナンゴヨシカズ]
1979年、大阪府生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。東京大学大学院情報学環助教。専門は社会学、都市・建築論
加島卓[カシマタカシ]
1975年、東京都生まれ。広告クリエイターを経て、東京大学大学院学際情報学府博士課程を単位取得退学。東京大学大学院情報学環助教を経て、東海大学文学部広報メディア学科専任講師。専門はメディア論、歴史社会学、広告史・デザイン史。主な論文として、『文字のデザイン、書体のフシギ』(左右社、2008年、第7回竹尾賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さとうゆうや
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ja^2
さとう
norio sasada
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