内容説明
文化史的な面から和紙をとらえた和紙研究の集大成。
目次
1 こころの中の紙(神話と伝説;楮の故事;楮の繊維 ほか)
2 暮らしに見る紙(障壁画;からかみ;紙障子 ほか)
3 粘りの世界(ねりの役割;とろろあおいとのりうつぎ;にれ ほか)
著者等紹介
町田誠之[マチダセイシ]
大正2年京都府生まれ。1939(昭和14)年、京都帝大理学部化学科卒。40年京都工芸教授、47年京都工芸繊維大学教授、繊維学部長などを務め、60年には正倉院蔵の紙の総合学術調査に参加。77年退官後名誉教授。88年日本・紙アカデミーの発起人会長。立命館大学、帝塚山短期大学各非常勤講師、紙の博物館名誉顧問。勲二等瑞宝章(86年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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