一緒にいてもひとり―アスペルガーの結婚がうまくいくために

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一緒にいてもひとり―アスペルガーの結婚がうまくいくために

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784487802708
  • NDC分類 936
  • Cコード C0037

内容説明

結婚後、夫あるいは妻がアスペルガー症候群だとわかるケースは徐々に増えている。そんなカップルが直面する困難は、お互いのコミュニケーションがうまくはかれないために生ずるほか、人生での価値観の違いなどによる場合も少なくない。著者は、結婚後17年を経て夫のアスペルガー症候群を知り、長年の自身の孤独と欲求不満を説明するものを見つける。そして、持ち前の明るく前向きな姿勢から、これらの困難を乗り越え、求め続けてきた良好な関係を手に入れた。本書は、その体験から得られたさまざまなノウハウを多くの人が共有し、役立ててほしいと願う著者が綴った幸福への手引である。

目次

アスペルガー症候群を知る
ハンサムな人との出会い
結婚式
最初の大げんか―「ぼくは楽しもうと思って結婚した。問題を抱えるためじゃない」
オーストラリア―ホワイトボード
ハネムーン―頭が固すぎる!
性生活、仲睦まじさ、愛情
友だちをつくる
家族をもつ―共感と心の理論
赤ちゃんと新米ママには予測できないことばかり―変化に対応する
議論は決着つけるべきもの―話し合えない人との結婚
家族にはチームワークが必要
ガールフレンド
病気とつき合う―連想がストレスを生む
交通事故―めまい発作は命取り
身体はあるけど心はない―一緒にいてもひとりひとり
エネルギー理論―わたしのかんしゃく対処法
チャンピオンを育てる―酷評にどう立ち向かうか
いい日も一瞬にして暗転―口論の収め方
診断はどう役立つか―関係を改善するための情報と機会
ストレス要因―お互いを理解する
今の暮らし

著者等紹介

ベントリー,カトリン[ベントリー,カトリン][Bentley,Katrin]
スイスのトゥーンに生まれる。結婚後は、アスペルガー症候群の夫ギャビンと2人の子どもとともにオーストラリア在住。小学校教師の資格をもち、フィットネスインストラクターとして働くかたわら、支援団体Asperger Services Australiaのボランティアも行っている

室崎育美[ムロサキナルミ]
大分県生まれ。京都大学教育学部卒業。『一緒にいてもひとり―アスペルガーの結婚がうまくいくために』が初めての翻訳書である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wildchild@月と猫

31
冒頭のサボテンとバラの話が印象的。バラはサボテンの強さに惹かれて砂漠に暮らし始めたが、バラは砂漠では生きられない。でもサボテンはバラにはなれないし、バラもサボテンにはなれない。バラはサボテンをバラに変えようとして苦しむ。そして過酷な砂漠の中で萎れていく。著者は、最終的に砂漠でも咲き続ける強靭なバラになれたと書いていたが、大多数の人に同じような寛容と献身を望むのは不可能だと感じた。2016/06/14

きるきる

9
すごく感動した。自分はアスペルガー症候群に近い存在なんだと認識できた。教科書的にASの特徴を並べた他の本ではピンとこなかったけれど、こうして一人の人を例として肉付けした本を読むと、とても落ち着いて理解できた。まだ、そんなんみんな普通じゃないの…?という点が多々あるけど。でも一番こたえたのがこれ→「人の気持ちより真実の方が大事」2010/07/04

まいこ

6
アスペルガー、学校では支援があったり、教員も障害特性を理解して気遣ってくれても、社会に出たり結婚したりしたら特別な配慮はされない。しかも学校を出てからの人生の方がずっと長い。本の中の二人は、知力にも財力にも恵まれていて、長年かけて理解し関係を構築していくだけの溜めがあったけれど、一般の夫婦でこんな余裕のあるケースは少ないだろうな。話し合いの場をもっても「山を動かそうとしているようだ」が印象に残った。2015/11/28

ふぁんた

6
最後までは読んでないけど、前半分は夫はこんな(ひどい)行動をした。でもアスペルガーだったから仕方がないと言ってるように思える。いくら障害だからって、夫として父親としてそんなひどい態度になかなか普通は耐えられないんじゃないかな。著者の強さはすごいね。思いやりを感じられない人と暮らすメリットは?などとうがった見方をしてしまう。後半どうなるかわからないけど、この夫婦になかなか共感できず、もう読まないかも。2013/08/14

boyblue

6
旦那さんをここまで支えてきた奥さんの努力は敬服に値する。しかしながら、アスペルガーの人でもこれは違うと違和感をもつ記述がけっこうあるのじゃないかなと思った(本だから誇張しているだけなのかもしれない)なんでもステレオタイプでくくるのは危険だ。それがあらたな偏見を作りだす。通常と異常。黒と白。生存か抹殺か。アングロサクソンはいつも極端。色の濃淡は徐々に変化する。白から黒へ。灰色は確かに存在する。白だと思っている人が黒だとよばれれば傷つくし、灰色は存在しないと言われれば、灰色の人はボー然と立ち尽くすしかない2010/05/07

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