内容説明
知ればもっと楽しい!紙の専門家がやさしく語る、奥深い紙の世界。
目次
1 はじめに
2 紙の歴史
3 いろいろな紙
4 紙の特徴
5 紙の原料とつくり方
6 紙の原料 木材
7 紙の原料 古紙
8 紙を使い続けるために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やっさん
12
王子製紙編著の紙に関する知識が見開き2ページで100項目並んだ本。結構気楽に読めた。中性紙って、酸性の紙だと劣化が早いからとか、クラフト紙のクラフトってパルプの種類だとか、紙が黄色くなる(ならない紙がある)理由とか、ためになりました。2019/09/16
警蓮社峻譽身阿
7
広報的に王子製紙が紙製造業を端的に説明した本。紙リサイクルは、地域の廃品回収等を通して毎日身近にある行為であり、日本全国で同様の価値観が根付いている。にもかかわらず、紙リサイクルの実態について全くの無知であることに気づかされた。古紙パルプの技術をもっと共有すれば、分別の精度や回収率向上の啓蒙になるのではないか。 2004年の発行だが、FSC認証やバイオマス発電によるライフサイクルアセスメントなどもしっかり説明されている。2019/09/30
舟華
6
紙を扱うものとして読んでおこうと思った1冊。でも思っていた内容とかなり違ったので少し物足りない。紙ができるまでの歴史や、紙の種類、用途、リサイクルの方法までぎっしりと内容は詰まっていた。見開き1ページでほぼひとつの知識、図やグラフ等もふんだんに使われているので、初心者?にも分かりやすい本だと思う。2015/12/05
ユーリ
2
紙について歴史から製造方法、種類や用途、リサイクル方法や製紙木材のことまで製紙メーカーだからこその知識がたくさん。製紙の基本的なことを学べる1冊です。2020/12/22
はなひ堂
2
紙の歴史、種類、用途、製造過程から流通過程まで事細かに書かれています。そんなわけで製紙業界の方向けといった印象です。2014/03/11




