内容説明
ネットマネーに抜け穴アリ。このカネは誰にも見抜けない。ダイヤモンド経済小説大賞受賞作家、渾身の最新作!最先端のサイバー犯罪小説。
著者等紹介
相場英雄[アイバヒデオ]
作家。経済ジャーナリスト。1967年、新潟県生まれ。時事通信社に勤務し、経済担当記者として活躍する傍ら、2005年の小説デビュー作『デフォルト 債務不履行』(角川文庫)が第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞。日銀や金融市場を舞台にした大胆なストーリー展開と巧妙なトリックが多くの読者の支持を集めた。06年に時事通信社を退社、著作活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
104
読友さんの2017年ランキングから読み始めた作家さん。最初のプロローグが終盤イイ感じで効いてきますね。それにしてもこの作品は10年前に書かれていますが、今は当たり前に使ってる電子マネー当時どれくらい普及してた?2018/06/11
Satomi
65
電子マネー、企業が発行するポイント。取りまとめる事も出来るし、何かと交換する事もできる。マネーロンダリングし放題、抜け道だらけのシステム。それを利用して一儲けしようと企むやからたち。ストーリーは悪くない。多分面白い。ただ…元女子アナの倫子がうざくてうざくて…。キャスター志望のくせに鈍臭くて、頭が悪い。そのクセ妙な正義感を振りかざす。苦手なタイプだ…。倫子にイライラしてばかりでストーリーそのものを楽しめなかった。残念。2017/09/19
koba
36
★★★★☆2019/06/10
春
11
金融モノ、スピード感があり一気読みでした。2013/07/29
トラビス
10
金融をテーマとした経済小説は自分が最も好むジャンルだと読みながら感じた。主人公の椎名のビジネスは立ち上げからうまく回り過ぎるし、顧客も簡単に金を出し過ぎ。フリーアナの倫子の偽善であり功名心の旺盛なところはマスコミ人特有の個性として人物描写がうまくできている。2015/07/15