急いでいるときにかぎって信号が赤になるのはなぜ?―“あるある体験”の心理学

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784487801459
  • NDC分類 140.4
  • Cコード C0011

内容説明

カクテルパーティー効果、事後の認知バイアス、予言の自己実現、「世の中は公平だ」という信仰、戦略的自己提示、ステレオタイプ、認知的不協和、社会的怠惰、カメレオン効果、スポットライト効果、情動の誤解、内発的モチベーション、ジェンダーと噂話…、これらの心理学用語が、心理試験の具体例と平易な解説ですっきり理解できる。

目次

第1章 知覚、注意力、記憶力、知能
第2章 判断力、原因帰属、理由説明
第3章 自己イメージの管理
第4章 ステレオタイプの発想が判断と行動に及ぼす影響
第5章 社会組織や集団の影響力、権力と操作
第6章 モチベーション、情動、人格
第7章 男女間の違い

著者等紹介

シコッティ,セルジュ[シコッティ,セルジュ][Ciccotti,Serge]
ブルターニュ・シュッド大学客員研究者、GRESICO研究所研究員。パリ第10大学(ナンテール校)にて4年間(1995‐2000)、学士号取得課程および大学一般教育課程の心理学講師を務める。実験社会心理学博士。数年前より、リスクと決定に関する心理学の専門家として医療、生産、道路交通といった分野で人材育成、研究、応用に携わっている

神田順子[カンダジュンコ]
1952年、東京生まれ。上智大学外国語学部仏語科卒業、同大学院仏文科博士課程前期修了。フランス政府給費留学生としてディジョン大学留学。カリタス女子中学仏語講師をつとめる。ビジネスをはじめ、幅広い分野で通訳、翻訳家として20年以上活躍

田島葉子[タジマヨウコ]
1951年、東京生まれ。上智大学外国語学部仏語科卒業(大学在籍中にフランスのアンジェ・カトリック大学に留学)。1977年、上智大学大学院仏文学専攻修士課程修了。在学中より文学、哲学、神学に関する論文やエッセーを翻訳。大学の論文集や紀要、神学ダイジェストその他の書物に多数掲載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

不見木 叫

2
あるあるネタの心理学的解説。

なうなう

0
タイトルにあるテーマのほかに「知ったとたんに前から知っている気がするのはなぜ」や「仲間が仕事をしていないとさぼっていると思うのはなぜ」など普段の生活でわれわれが一度は経験したことがあるようなエピソードを心理学の観点から解説している.簡単な読み物に見えて,各テーマに学者の研究と結果を載せているし,厚さもあるし,なかなか読みごたえがある.あるある!と思うことが多数であるが,それすらもこの本に述べられているバーナム効果やバイアスの影響があるのじゃないかという皮肉も感じられる.2014/07/26

Go Extreme

0
社会的強化 絶対閾 記憶と回転方向 受動的心理 ジェスチャーと思考の結びつき 世の中は公正だという信仰 同性愛嫌いと性的興奮 好まれる笑い方 嘘と自己提示 コンセンサスと唯一性の錯覚 人種偏見の「人種効果」への影響 リバウンド効果 客の外見が店員に与える影響 観客の声接がレフェリーの判定に与える影響 少数意見のインパクト ウェスターマーク効果 公共の場における席の選択 愛着のタイプとパートナーの略奪 身体化効果 ジェンダーと噂話 理科系科目に対する興味の男女差 緑地と自己規律 微笑み:男女差と与える印象2020/12/01

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