ヘヴンリーハウス 20世紀名作住宅をめぐる旅<br> ファーンズワース邸/ミース・ファン・デル・ローエ

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ヘヴンリーハウス 20世紀名作住宅をめぐる旅
ファーンズワース邸/ミース・ファン・デル・ローエ

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  • サイズ B5判/ページ数 155p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784487800988
  • NDC分類 527
  • Cコード C0052

出版社内容情報

ファーンズワース邸は、巨匠ミース・ファン・デル・ローエの代表作。世界でいちばん美しい住宅とも言われる、その建築を徹底解説。

「ヘヴンリーハウス――20世紀名作住宅をめぐる旅」シリーズ第6巻。

ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライトとならぶ、20世紀の三大巨匠の一人で、最も畏怖された建築家、ミース・ファン・デル・ローエの代表作「ファーンズワース邸」を、シリーズ編者が満を持して取り上げる。
ミースと恋人であった施主(ファーンズワース女史)と裁判にまでなった全面ガラス張りのアメリカ・イリノイ州の川べりに建つ住宅は、ミースの美意識がこれでもかとばかりに具現化された「芸術作品」である。
本書ではその住宅をフランス人写真家フィリップ・リュオーによる撮りおろし写真とともに、案内していく。
後半は、ミース・ファン・デル・ローエの作品を見ながら、本人の口からは語られることのなかった彼の思想背景を推理していく。

内容説明

巨匠ミースの最高傑作がついに登場。これが20世紀建築の頂点だ。大地から浮遊する床と屋根。壁の代わりに、ガラスで囲われたワンルーム。建築家・後藤武は、この透明な住宅に「ユニヴァーサル」という言葉が秘めるとてつもない可能性を発見した―。ファーンズワース邸とミースの真実を、フィリップ・リュオーによる撮り下ろし写真、豊富な図面・図版を用いて、まったく新しい解釈で描き切る。

目次

第1章 ファーンズワース邸―普遍の庭(ファーンズワース邸をめぐる;普遍論争;建築の起源;庭のパララックス;時間の建築術;事態と偏在)
第2章 メタモルフォーゼ―柱の自然史(柱の自然史とは;十字柱の起源;鉄の結合術;被覆と反射;庭園の技法;十字の相似;物質のメタモルフォーゼ;庭に住む;外の柱)
資料編
ヘヴンリーハウス―20世紀名作住宅をめぐる旅 シリーズ共通付録

著者等紹介

後藤武[ゴトウタケシ]
1965年、横浜生まれ。建築家・建築史家。後藤武建築設計事務所主宰。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程単位取得退学。隈研吾建築都市設計事務所勤務(馬頭町広重美術館などを担当)、慶應義塾大学環境情報学部専任講師、中部大学高等学術研究所助教授を経て、現在は法政大学など非常勤講師。建築作品に「空の洞窟」(神奈川建築コンクール優秀賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヴェネツィア

241
ミース・ファン・デル・ローエの住宅建築を代表するのが、このファーンズワース邸である。立地はシカゴの西方60マイル、フォックス河畔の28000㎡に及ぶ広大な敷地である。これがファーンズワースの別邸であったことが設計に大きく関わったと思われる。というのも、この邸の外面は総ガラス張りという、実に意表を突いたものであるからだ。ここに住むのは、さすがに勇気がいるが、イリノイの大自然に包まれた別邸と思えば、これほどのものもないだろう。編者の五十嵐太郎氏は「シンプルかつミニマルに還元されたモダニズム」と評している。2024/09/21

ネオジム坊

2
「どうせ五十嵐太郎企画だろ…」と侮れない。名著である。筆者の後藤武は表象文化論研究室出身であり、先行研究を丹念に読み解いた上で、建築家の視点からミース・ファン・デル・ローエのテクトニックに肉薄する。1章はファンズワース邸論、2章はバルセロナパヴィリオン論。スタディ・形態・ディテールを統合した上で、語らない建築家ミースの哲学を解き明かさんとするスリリングさは、世界的に見ても研究書として遜色ないものであろうし、日本人研究者のミース論としてもちろん、まず第一に読まれるべきものであると確信する。2017/07/16

ビーバー

1
緑の中に浮遊するように佇むファーンズワース邸、本当にきれいです。64年前に建てられたなんて思えません。でも、施主のファーンズワースさんはこんな家住めないと設計者のミース・ファン・デル・ローエを訴えたとか。2015/10/05

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