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ラファエル前派の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487800841
  • NDC分類 723.33
  • Cコード C0071

内容説明

「ラファエル前派」はなぜ19世紀中葉の英国に登場したのか。英国画壇と論客ラスキン、社会と宗教の事情、文芸思潮、モデルの女性との恋愛、そして死、知られざる女性芸術家たち…一大芸術運動を推進した画家たちの業績と人間模様をカラー口絵32点ほか、豊富な図版を付して立体的に語る。

目次

第1章 ラファエル前派誕生の背景
第2章 試練と挫折のなかで
第3章 人生の岐路
第4章 運命の女たち
第5章 第二世代の登場
第6章 愛と狂気のはざまで
第7章 もうひとつのラファエル前派

著者等紹介

斉藤貴子[サイトウタカコ]
早稲田大学講師。専門は英文学・英国文化。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程満期修了。近年はラファエル前派を中心とした19世紀英国の文学と美術を主たる研究テーマとする
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takakomama

1
「ラファエル前派の軌跡」展の復習。ラファエル前派やモリス、バーン=ジョーンズに、ラスキンの与えた影響がとても大きいです。偶然の出会いが人生を変えてしまいます。ラファエル前派の周辺の女性芸術家たちも紹介しています。2019/04/26

c

1
絵画が偉大であった時代を最後に彩った、ラファエル前派を巡る愛憎怨怒。まさかこれほど面白いとは思わなかった。特筆すべきはロセッティのクズぶりだ。病床の妻を見捨てて娼婦の肉に溺れ、或いは弟子の妻と公然と愛の巣を築く。ロセッティの描く女性は、皆同じ顔をしているとはよく揶揄されるが、実は若き日の自画像も彼が描く女性によく似ているのだ。愛に飢えていたと言うよりも、単に強すぎる自己愛を是認出来ない程度に繊細だっただけだろう。クズとしては並だが、思いがけず画才があったことは、果たして幸だったのか不幸だったのか。2011/05/23

はにゃん

0
☆美術展に行く前の予習・・・のつもりが、結局ウィキで済ませてしまった。(爆)2014/02/06

Eari

0
ミレイ大好きな私には、若かりしころの画家達の出会いの場面…たまらなかったです!図書館で見つけたのですが、版元で売り切れていてもう手に入らなそうなことが悔やまれます。こんなに良い本なのに!!2013/10/13

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