内容説明
ショパンは39年の短い生涯のなかで、驚くべき長距離を移動した。生地ジェラゾヴァ・ヴォラや首都ワルシャワなど20歳まで過ごした故国ポーランド、輝かしい成功を収めたパリ、作家ジョルジュ・サンドと生活をともにしたマヨルカ島と中部フランスの村ノアン、北の果てスコットランド、パリでの死まで、音楽家のはるかな旅路を丹念にたどり、美麗かつ貴重な写真とともに、その心象風景にせまる音楽紀行。
目次
第1章 家族との日々―ポーランド(ショパンの生誕地(ジェラゾヴァ・ヴォラ)
才能を開花させた首都(ワルシャワ) ほか)
第2章 パリでの成功―プラハ、ウィーン、パリ、ボヘミア(故国を離れた一歩(プラハ、ウィーン)
音楽家として名声を確立(パリ)
両親と再会したボヘミアの保養地(カルロヴィ・ヴァリ)
マリアとの別れ(マリアンスケー・ラーズニエー))
第3章 サンドとの生活―マヨルカ島、ノアン(プレリュードの完成と結核と(マヨルカ島)
友人の追悼でオルガンを演奏(マルセイユ)
小旅行で訪れたイタリアの港町(ジェノバ)
サンドの館での日々(ノアン))
第4章 晩年の旅路―ロンドン、スコットランド、パリ(最後の演奏会(ロンドン)
スコットランドの同胞(エジンバラほか)
異邦に死す(パリ))
著者等紹介
堀内みさ[ホリウチミサ]
エッセイスト、ライター。東京女子大学日本文学科卒。現在、雑誌を中心に活動を展開。音楽雑誌では連載も担当
堀内昭彦[ホリウチアキヒコ]
写真家、日本音楽著作権協会会員。音楽雑誌はもとより、さまざまな雑誌で撮影活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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