目次
ものはどこからでてきたか
ものは神がつくりだしたものではない
ものはアトムからできている
無からはなにも生まれない
アトムは密につまっている
アトムは空虚とならんである
アトムは永久不変
アトムは最小のもの
アトムの形
アトムの結合
アトムと感覚
いままでのまとめ、新しい考えかた
だいじな、だいじなこと〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moonanddai
10
以前読んだ香山リカ氏によると、彼女は子供の頃この本を読んで科学に目覚めたと…。文系頭の私も読んでみましたが、面白い。「ものは無からは生まれない」「「万物はアトムからできている」「神が万物をつくったものではない」人間を宗教から解放しようとする話なのでしょう。この詩(の形をとっています)が書かれたのはBC1世紀。それ以前に同じギリシャ人のエピク―ロスが唱えていたらしい。理論の細部が現代科学にどれだけ合致しているかは、分かりませんが、日本ではやれ稲作だとか言っていた時代だったと思うと、愕然としてしまいますW。2025/08/19
たっくん?号
2
色々突っ込み所があったけれど、これまぢでスゲェ。ルクレチウスの頭どうなってんの???2015/10/04
荏苒 byn
1
小中学生向け、ラテン語ではない英語からの超訳。原子関係の抄訳。オリジナルに倣ったものか、叙事詩の詩形。「 エピクロスが、初めて立ち上がった「神が万物を作ったのではない」」p122020/06/18