ヨーロッパ聖母マリアの旅

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ヨーロッパ聖母マリアの旅

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  • サイズ A5判/ページ数 171p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784487800223
  • NDC分類 702.099
  • Cコード C0095

内容説明

慈愛、喜び、悲哀、奇跡―人類が聖母マリアに求めた魂の軌跡。

目次

聖母マリアの家
ローマ聖母マリア教会巡礼
黒衣の聖母
南ドイツと聖母マリア
ノートル・ダム・ド・パリ
天国に最も近い町
花の聖母大聖堂の町フィレンツェと聖母マリアの町シエナ
奇跡の聖なる水ルルド

著者等紹介

若月伸一[ワカツキシンイチ]
札幌生まれ。1970年に渡仏。パリ大学にて、美学・美術史を学ぶ。1973年より、イタリア、ヴァチカンのグレゴリア大学で、キリスト教美術史、初期キリスト教考古学を学ぶ。1978年よりドイツ在住。ヨーロッパ各国の文化を、写真、エッセイ等で日本の出版物に紹介するほか、ガイドブック、ホテル案内等の執筆、編集にもたずさわる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

379
聖母マリア像として私が真っ先に思い浮かべるのは、ミケランジェロの『ピエタ(サン・ピエトロ寺院)』であり、絵画ではダ・ヴィンチの『受胎告知』(ウフィッツィ美術館)である。またマリアに捧げられた聖堂でいえば、パリのノートルダムとフィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレだろうか。本書は著者がヨーロッパ中を聖母マリアを求めて遍歴した紀行であるが、バイエルンを除いて、それは見事にカトリック圏たる地中海世界に重なる。かの地に古くからあった大地母神信仰の後を顕著にとどめるのである。おそらくはキリスト像の何倍も⇒2022/01/04

たまきら

33
聖母マリアは、人々が持つ母の無条件の愛へのあこがれ、敬意の象徴です。自分はキリスト教徒ではありませんが、当時の過酷な状況下で息子を見守り続けたであろう一人の母親の軌跡をこの本で堪能させてもらいました。同時にこの女性への信仰と現在残されている数多くのマドンナ像や絵画、祭の紹介部分も素敵です。作られた場所ごとにその場所の女性の顔になるマリア。グアダルーペの聖母も有名ですが、作った人の妻や母、憧れの女性の顔なのかもな…と思いながら眺めました。読み友さんの感想から。2022/02/12

OKKO (o▽n)v  終活中

7
図書館 ◆聖母マリアの形態(特に衣)を調べるべく、マリアさま図像てんこ盛りを期待して本書を手に取るも、むしろ「聖母マリア巡礼ガイド」の様相 ◆てか本当にみんなマリアさまが好きだよなあと再確認の再確認……かく言うわたくしも、幼稚園で刷り込まれたもんで、どうしてマリア「さま」としか呼べない。「聖母マリア」だなんてそんな他人行儀な……ムリ2018/05/16

Christena

3
見開きでカラーの写真と本文のページが交互になっていて、美しい教会やマリア像が堪能できる本。自分がカトリックだからか、華やかなカトリック教会に惹かれます。また、訪れたことのある場所の写真を見ると、その時のことを思い出して、旅気分になれました。ただ、著者の主観的な感想が多く含まれた本文が、いまひとつ読みにくく、写真のページを中心に読了。2013/07/21

きゃろ

1
こんなにもマリアの教会があるとは。写真も豊富でいった気分にさせてくれる。行ったことあるとこは、こういうとこだったんだ!と興味深いし、行ったことないとこは行きたいと思わせてくれるよい本でした。ヨーロッパ圏で教会巡りされる方は是非読んでほしい本。イタリア、ドイツ、フランス、スペインのマリア中心。2012/07/04

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