キノコ・ワールド最前線

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784487799435
  • NDC分類 657.82
  • Cコード C0045

内容説明

著者は菌類学者であり、キノコ栽培開発のコンサルティングにもたずさわる。世界各地の生態調査から浮かび上がる、新しいキノコ像。

目次

「刷り込み」によって決まる好き嫌い
世界三大キノコ・ブランドの威力とからくり
繰り返される、「贋マツタケ」騒動
マツ林にはない中国西部のマツタケ
キノコとはなにか、意外にむずかしいその答え
摩訶不思議な知られざる生態
味・旨みを確かめられるおいしい、おいしい食べ方
キノコ好きの調理法
美容と健康におよぼす多くの機能
ついに「仁義なき戦い」に突入した巨大生産ビジネス

著者等紹介

山中勝次[ヤマナカカツジ]
1942年京都市生まれ。京都大学農学部卒業。同大学大学院博士課程修了後、奈良県林業試験場総括研究員を経て、ホクト株式会社きのこ総合研究所長。1999年12月より京都菌類研究所所長。2000年より京都大学総合人間学部非常勤講師。農学博士。キノコの育種や生理・生態学から栽培学にわたる幅広いキノコ研究に携わってきた。キノコ・カビの研究開発コンサルティングのかたわら、世界のトリュフやアジアのマツタケの生態調査などのフィールドワークを手がけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トムトム

23
色々なキノコを食べたくなる一冊。地方には、そこでは一般的でも知られていない美味しいキノコがあるらしい。キノコノコノコ元気の子の裏話も!2022/05/12

パロリーヌ

0
読んでいて毎食キノコを食べたくなってきました。あと、ボルチーニとトリュフも食べてみたい!2015/09/27

蠍星

0
キノコ面白れ~~!!と(私は)思えた本。キノコの調理法から専門家ならではの「裏事情」まで様々な内容が網羅されており、非常に面白かった。2013/06/25

紅独歩

0
この本が出た2003年は「まつたけの人工栽培成功の誤報」「中国産まつたけから残留農薬が検出」というニュースが世間を騒がしていた。それをキノコ研究者というよりも、キノコ・ビジネスの実態を知る者の視点から描いたという点が非常に興味深い。できれば、他の本でも読めるようなキノコの生態や調理法は削って、「輸入キノコのからくり」や「栽培キノコ大手:Y社とH社の仁義なき戦い」をもっと掘り下げて書いて欲しかった。2010/01/24

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