内容説明
小・中・高の理科授業や、科学クラブ、文化祭、科学館・児童館での科学実験教室で。事故は絶対起こさない!実際の事例をもとに、事故防止のために注意すべきポイントを詳しく解説。訴訟となった重大事故の判例も充実。
目次
1章 教室内での実験(実験前の一般的な注意;爆発事故の例と対策;基本操作や器具の取り扱いミスによる事故;薬品などの取り扱いミスによる事故;電気・光による事故)
2章 野外での活動(草原や林にひそむ危険;川や海にひそむ危険;生物学習の落とし穴;自然を楽しむための準備)
3章 事故の種類と教師の過失(記録の価値;事故の種類;教師の過失裁判;判例編)
著者等紹介
左巻健男[サマキタケオ]
1949年生まれ。千葉大学教育学部卒業、東京学芸大学大学院修士課程修了(物理化学・科学教育)。東京大学教育学部附属中・高等学校教諭などを経て京都工芸繊維大学アドミッションセンター教授。専門は、科学教育、環境教育。中学理科・高校理科教科書編集委員(東京書籍)
山本明利[ヤマモトアキトシ]
1953年生まれ。東京教育大学理学部卒・東京工業大学大学院修士課程修了(物理学)。神奈川県立湘南台高等学校教諭。日本物理教育学会、物理教育研究会会員、藤沢市科学少年団運営委員。専攻は物理学。研究テーマは「理科教育」「物理教育」
石島秋彦[イシジマアキヒコ]
1962年生まれ。千葉県立野田北高校、県立柏高校を経て、現在県立市川西高校教諭。月に1~2度、全国の小学生から大学生、一般を対象に、理科実験や自然観察の講座を担当。専門は解剖生理学、保健学。日本貝類学会、南紀生物同好会、淡水貝類研究会会員
西潟千明[ニシガタチアキ]
1938年生まれ。労働法専攻。林野庁で労働法分野、現地で労働安全管理にも従事、死亡事故も経験。総理府統計研修6か月、内地留学8か月。旧科学技術庁資源調査所で老化防止、乳幼時期の心の発育、科学技術政策研究所で自然科学系博士課程、同学部受験動向など科学技術人材を調査研究。『化学と工業』等に執筆、講演。『日本工業新聞』に週1連載2年余。現在、科学技術振興事業団科学技術理解増進部主任調査員。サイエンス・レンジャー運営の一環として『科学の実験無事88』、『科学実験、科学工作等における事故事例の考察』の作成を企画し一部執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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