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内容説明
本書の前半では、感覚が人間にとって重要な機能であることを一般の人を対象に説いた後で、感覚と感覚調整に困難のあるアスペルガー症候群や高機能自閉症の人たちがいかに人知れず苦労をしているか、それが行動のみならず感情や精神面にどのような影響を与えているかについて述べられている。後半は、アスペルガー症候群や高機能自閉症の人たちにみられる日常的なトラブルを、感覚と感覚調整の視点から解釈するとともに、具体的な指導法をわかりやすい表で示している。
目次
第1章 感覚処理について(感覚器系;感覚統合のプロセス ほか)
第2章 アスペルガー症候群と関連する感覚の特徴(触覚;前庭感覚 ほか)
第3章 感覚処理問題の評価(アセスメント(評価)の方法
解釈)
第4章 感覚の問題に対する指導法(アスペルガー症候群の青少年の感覚的要求を扱う刊行物やプログラム;事例・解釈・指導 ほか)
第5章 クリストファーの物語:感覚処理のケーススタディ(医学的検査;教育的検査 ほか)
著者等紹介
マイルズ,ブレンダ・スミス[マイルズ,ブレンダスミス][Myles,Brenda Smith]
1957年、米国カンザス州オレイサ市に生まれる。1989年カンザス大学を優等学位で卒業(特殊教育学専攻)。現在カンザス大学教育学部特殊教育学科准教授として、アスペルガー症候群、自閉症に関する大学院プログラムの指揮にあたる。米国アスペルガー症候群連合、非利益団体MAAPサービスなどをはじめとする、アスペルガー症候群や自閉症の青少年たちのニーズに応える数々の団体で特別役員を務める。米国の特殊教育関係の専門誌の中で3番目に発行部数のある「Intervention in School and Clinic」編集主幹。カンザス州オーバーランドパーク市在住。著書、Asperger Syndrome and Adolescence:Practical Solutions for School Success(共著)2001年AAPC(米国自閉症協会において2002年年間最優秀書籍賞受賞)など
クック,キャサリーン・タプスコット[クック,キャサリーンタプスコット][Cook,Katherine Tapscott]
ミズーリ・ウェスタン州立大学助教授。同大学教育学部で特別支援教育指導者の養成にあたる
ミラー,ナンシー・E.[ミラー,ナンシーE.][Miller,Nancy E.]
作業療法士。ミズーリ州リーズサミット教育区で主に就学前から小学校低学年の子どもを対象に作業療法を実践している
リナー,ルーアン[リナー,ルーアン][Rinner,Louann]
作業療法士。カンザス大学病院Developmental Disability Center(発達障害センター)勤務。発達障害児の診断・治療チームに携わる
ロビンズ,リサ・A.[ロビンズ,リサA.][Robbins,Lisa A.]
ミズーリ・ウェスタン州立大学助教授。同大学教育学部で特別支援教育指導者の養成にあたる。Autism Support Networks(自閉症支援ネットワーク)のコンサルタントも務める
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感想・レビュー
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こばまゆ
寺島ヒロ
ハイパー毛玉クリエイター⊿
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